28青春サツバツ論 ページ28
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そうして始まった放課後の暗殺。
教室内に机で作ったリング。
こんな暗殺は見たことがないと、誰もが思った。
白「ここは一つルールを決めないかい？リングの外に足がついたらその時点で死刑。」
普通だったらそんな条件を呑むはずはない。だが、意外とこの手の縛りは殺せんせーによく効いた。
条件を呑む代わりに殺せんせーが提示したのは“観客に危害を加えた場合も負け”と言うものだった。
どこかいつもと違う空気感に秋月は冷や汗を垂らした。
『(何か、元々怪しいけど、白とか言うあの人。なんであんなに自信気なの、？殺せんせーを殺す算段がついてるってこと？)』
白「開始！！！」
スタートの合図とともに観客の目は一つのものに釘付けになる。
それは切り落とされた殺せんせーの腕ではなく、
殺「まさか、触手っ！！？」
『どう言うこと！？糸成くんの髪…触手！』
だから雨が降っていても濡れなかったのだ。触手で全て弾いてしまえるから。
殺「どこで手に入れた……どこでそれを手に入れた。その触手を！！！」
その時の殺せんせーの顔は、本当に怒っている時の顔だった。
殺「どうやらあなたのも話を聞かないといけないようだ。白さん。」
白「聞けないよ。死ぬからね。」
その時、殺せんせーの動きは確かに鈍った。
白が袖から覗かせた光、圧力光線のせいだ。
白のサポートに糸成の直性攻撃。連携は抜群だった。
『殺せんせーｯ、！』
どうにか避けていたものの、ついに切り落とされてしまった足
どう見たって優勢なのは糸成の方。
『(救える。兄さんの望んでいた通り、地球を救えるんだ。なのに、なんでこんなに悔しいんだろう…最初は少し不気味で、怖くて。。でも今は私たちの手で、殺したい！！！)』
そうは思ったところで観客にできることはない。秋月は悔しそうにナイフを握りしめた。
殺「あなたたちに聞きたいことは多いですが、まずは勝たないと話しそうにないですね。白さん。一つ計算に入れ忘れていることがありますよ。」
白「ないね。やれ、糸成。」
殺せんせーへ再び飛びかかる糸成。
しかし攻撃しようとした触手は崩れ落ちた。
殺「おやぁ？落とし物を踏んづけてしまった様ですねぇ？」
ハンドタオルをヒラヒラとさせ、白々しい顔で物申す殺せんせー。
『ん、？』
秋月や渚の手からはいつの間にかナイフがなくなっていた。
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ふぇい(プロフ) - とまとさん» めちゃ短くてめちゃストレート笑嬉しいです！すきと言われちゃあ書くしか選択肢はない！！ (8月20日 22時) (
レス) id: 87b3d0ca76 (このIDを非表示/違反報告)
とまと - すき (8月6日 15時) (レス) @page22 id: 3865ce0038 (このIDを非表示/違反報告)
Kk - 更新待ってます‼︎ (5月14日 21時) (レス) @page25 id: 51f0cf609d (このIDを非表示/違反報告)
ふぇい(プロフ) - 猫もんさん» すいません、コメントに気付くのが遅れてしまって…気に入っていただけたなら幸いです。猫もん様の作品も少々拝見させて頂きました。お互い頑張りましょう！ (2023年2月4日 9時) (レス) id: 87b3d0ca76 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇい(プロフ) - ∞霧崎 七美∞さん» 今頃ですが指摘ありがとうございます。直しました！ (2023年2月4日 9時) (レス) id: 87b3d0ca76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぇい | 作成日時：2022年10月24日 3時
