秘密 2 《O.S》 (ページ4)

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とりあえず真緒が男子２人追加でいいかって尋ねてくれることになった。

…

真緒「ねぇ、どうしよう」

「どうしたの？」

真緒「昨日智くんに男子２人追加でいいかって聞いたら…」

《Side.Mao In LIME》

真緒「ねぇ、うちのクラスの男子２人追加してもいい？」

智「おー別にいいんじゃね？」

真緒「ありがと、」

智「あ、翔ちゃんも来るから男子多いな。むさ苦しいから人数合わせるために女子２人入れよーよ」

真緒「２人も！？」

智「１人は俺らの方から誰か連れてくわ。あと１人連れてきて」

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真緒「あと１人って誘える人なんている！？」

「うーん、私たちとある程度仲が良くて、和とまーくんとも上手くやれそうなのは…」

真緒・A「…紗那！」

ってことで、紗那を誘うことになって

断られたらどうしようって思ってたけど

快く来てくれることになった。

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その後日々はどんどん過ぎて

『海旅行！with 先輩』は一瞬でやってきた。

久しぶりの先輩の姿にワクワクしつつ

仲直りできるように誠意を尽くすって目標も立てて(ざっくり)

当日を迎えた。

現地集合ということで

１年生組が集まって行くことになった。

私、真緒、和、まーくん、紗那の５人で荷物をいっぱい持って電車に乗り込んだ。

みんなの私服は久しぶりに見たせいで胸が高鳴る。

和は薄いベージュのちょっとだぼっとしたVネックのTシャツに細い華奢なチェーンのネックレスをして、ちょっと大きめのジーンズをはいていた。

鎖骨のちょっと見えるTシャツとだぼだぼのジーンズは和の華奢な体を強調するようだった。

頭には日に弱いらしく赤ずきんちゃんみたいにタオルを巻いていた。

まーくんは真緑のTシャツにすねよりちょっと長いくらいの微妙な丈のジーンズをはいていて。

Tシャツから見えるほっそりしてるけど筋肉質な腕と時々見える割れた腹筋に目眩がしそうになる。

首に巻いたタオルもこんなに似合う人がいるのかってくらい似合ってる。