堕天使の少女と赤い悪魔【宗教松】 (ページ8)

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━━━7話ページ8

隊長「……
分かりました。この戦闘はA様に任せます！」
『兵天隊長……』
隊長「私は悪魔狩りに行きます！」
『待って兵天隊長！』
隊長「なんですか！」
『私の方に……悪魔5体を引きつけてください』
隊長「そ、そんなことをしたら！！」
『大丈夫です。ノベルクも一緒ですので。それに戦闘天兵とはいえ、魔法攻撃だけでは埒が明かないので』
隊長「…分かりました」
『お願いします』
ノベ「……悪魔が来たら教えます」
『うん。よろしく
戦闘天兵に告げる！！この場の戦いにおいて魔法攻撃だけを続けては埒が明かない！！肉体戦に持ち込め！！悪魔は肉体戦においても強いが私が戦闘天兵皆に通常の80倍の力を与える！！それで何としてでも悪魔共に勝つのだ！！数は圧倒的にこちらが多い！！落ち着いて考えながら戦闘をしろ！！』
「「おー！！！」」
ノベ「A！！北の方角から悪魔5体だ！」
『来たかっ！悪魔共！！私が相手だ！！』
悪魔「今度の相手はただの天使か」
悪魔1「なんだよ、ただのひ弱じゃねーか！」
悪魔2「大天使ｻﾏお1人とただの天使1人で上魔級4人と超魔級1人に勝てると思ってんのかよ！」
『ノベルクは上魔級3人。できるよね？』
ノベ「当たり前です。あなたの10倍近く私は生きているんですよ。こんなに負けるわけないじゃないですか」
『よかった。安心した。じゃあ私は超魔級と上魔級1匹ずつ倒させてもらうね』
悪魔3「随分余裕そうじゃねーか！」
『ふっ、余裕だからお話してたんだよ！！』
超魔「待て、イル」
悪魔3「なんだよ超魔級ｻﾏ！！」
超魔「こいつはただの天使ではない。魔力が智天使ぐらいある。いや、下手すれば俺が会ってきた天使共の中で1番の魔力の量かもしれない。」
悪魔3「何言ってるだよ！そんなンが天使なわけないじゃんか！！」
超魔「少しお前黙ってろ！そこの天使よ。お前は何者だ」
『ただのすごい天使ですけど何かっ！！』

ﾄﾞｶｯ!!

超魔「ぐはっ！」
悪魔3「超魔級ｻﾏ雑穀www」
『仲間の方見ている暇なんかないよ？』

ｺﾞｽｯ!!

悪魔3「っカハ…っ…！！」
『弱いね』
超魔「い……っ発でこの威力……ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ…はぁ…はぁ……イルは……」
『死んだよ〜』
超魔「……！」
『攻撃魔法でトドメさしたからね！ということで……次はあなただよ』
超魔「お前は……っ……悪魔か……！」
『……悪魔に悪魔だなんて……言われたくない』

ｻﾞｸｻﾞｸｻﾞｸｯ