堕天使の少女と赤い悪魔【宗教松】 (ページ7)

今日:5 hit、昨日:16 hit、合計:10,099 hit

━━━6話ページ7

〜天界〜

天使「大変です！！大天使ノベルク様！！」
ノベ「何事ですか」
天使「悪魔が……！超魔級の悪魔が天大門に！」
ノベ「！？なぜ超魔級の高ランクの悪魔が！？」
天使「分かりません！！今天使4人向かわせてます！」
ノベ「そんな人数では無駄死するだけです！！お前は権天使様方にお伝えなさい！！」
天使「しかしっ大天使様は！」
ノベ「私は…ある天使を連れて戦いに向かいます……！」

〜人間界〜

『いやーほんとにこれ飽きる』
カラ「我慢してくれ。これも大天使様からのレッスンメニューなのだから」
一「Aって飽きるの早いよね」
『え？いやだなー！それほどでもー！！』

ﾊﾞﾝｯ!!

ノベ「Aっ！」
『ノベルク？まだ迎えには早い』
ノベ「そうではありません！……天界に、超魔級の悪魔が現れました」
『……！？』
カラ「超……魔級？」
ノベ「しばらくしたら人間界にも影響を及ぼすことでしょう。その前に倒さねばなりません。A、あなたはその戦闘に加わらなければなりません」
『……え…なんで？わ、私が？私が行ってもなんの役にも……』
ノベ「あなたは普通の天使よりも素早く、体力も恐ろしいほどにあります。武術も魔力も……ですからあなたは戦闘天使としても行かねばなりません。天界を救うために、人間界を救うために」
『……分かった。私行く』
カラ「！？正気か！？行ったらAはっ！！」
『死ぬかもしれない』
カラ「わかっているなら行く必要は」
『あるの。私は、行かなくちゃ』
ノベ「……この戦闘は時間が経つにつれ大きくなると思われます。急ぐのです」
『分かった。カラ松、一松。私絶対帰ってくるから。時間はかかるかもしれないけど帰ってくる。また遊びに来る。だからさ、またここ来たら……

トランプゲームじゃなくて他のゲーム教えてね』
カラ「……っ！！」
一「じゃあそれまで色んなゲーム用意しとく……」
『！……うんっ！楽しみにしてる！』
ノベ「A」
『うん。ノベルク、行こう』

天使達は天界へと向かった

━━━━
〜天界〜

『これは……』
ノベ「……少し遅かったようですね」

天大門の周りは火の海だった

『……行こう！悪魔の数が増えてる……！』
ノベ「そうですね……」

兵天隊長「我々の回復は悪魔共より早い！それを使ってズバズバ進め！！」
『兵天隊長！』
隊長「！A様とノベルク様ではありませんか！」
『私が指揮をします』
隊長「え！？そんな無茶な」
ノベ「大丈夫です」
隊長「……」