堕天使の少女と赤い悪魔【宗教松】 (ページ32)

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━━━31話ページ32

『おそ松。恋人って何？』
おそ「え！相思相愛とか愛してるとか知っているのにそれ知らないの！？」
『ノベルクには愛してるって言葉は家族として愛してるって言うんだよって言われたから』
おそ「ええ……じゃあそのノベルクって奴のことは？」
『愛してる！』
おそ「俺は？」
『好き！』
おそ「女神ｻﾏは？」
『尊敬する神様？』
おそ「んー」
『んー？』
チョロ「てか僕の事尊敬してくれてるんだね」
『うん！女神様はいい女神様で、みんな事見守ってくれる優しい神様って教わった！』
おそ「ぷぷぷ〜この童貞女神ｻﾏが優しい神様〜？チェリー神様の間違えじゃない？」
チョロ「ぶっ殺すぞおそ松。そんなこと言ってるお前も童貞だろうが」
『童貞って何？』
おそ「童貞っていうのは」

ﾊﾞｼｯ!!

おそ「いってえー！おいチョロ松！なんで叩くんだよ！てかその長いハリセンどこから出てきたの！？」
チョロ「うっせー純粋な子にそういうの教えんな常識考えろていうか純粋を汚すのは犯罪に近いと思うんだけどいやそれ以上にそういう悪魔を始末するのが僕の役目でもあるからその時はおそ松の事を泉の中に引きずり込んで痛さでもがき苦しみながら死んでもらうしかなくなるしそういうのは出来ればしたくないんだけど？」
おそ「すみませんでした」
チョロ「あとそこの堕天使ちゃんさー」
『ん？』
チョロ「こういう悪魔……犯罪者には付いてきちゃダメでしょ」
『ご、ごめんなさい……』
おそ「ちょっと待って！お願いだから素直に謝んないで！俺がまじで犯罪者みたいな感じになるから！」
チョロ「ていうか堕天使ちゃんはなんでこいつに付いて来たの？」
『んー胸がｷｭってして、なんか付いて行きたくなったから？』
おそ「……」
チョロ「……てか何で疑問形……」
『分かんないや！(ﾆﾊﾟ』
チョロ「開き直ってるし」
おそ「……あっちょっと俺席外すー2人で話してて〜」
『了解！』
チョロ「ちょっと待って了解勝手にしてないで」
おそ「後で戻ってくっから！じゃーねー！」
『ばいばーい！』
チョロ「いやばいばいじゃなくて！」
おそ「おう！」
チョロ「いやだからおうじゃなくて！」
『もう行っちゃったよ？』
チョロ「あいつ早くね！？」
『なんかねー飛ぶのは得意なんだって！』
チョロ「んなこと質問してない」

〜森の中〜

「はぁはぁはぁ……っ……はぁはぁ」

逃げなきゃ

「はぁはぁ」

逃げなくちゃいけな

「どーこ行くの？」