━━━3話 ページ4
カラ「━━━━」
『カラ松〜そのー呪文？飽きたー』
カラ「これも立派な天使になるための一つなんだぞ」
『えーあっそうだ！私にね、後輩天使ができたんだー！』
一「へぇ〜そういえばAって何歳だっけ」
『えっと293歳だよ！』
カラ「Aも大人になったな」
『えへへ〜！もうすぐ大天使に昇格かな！』
一「それはまだまだだと思うけど……」
『えーていうかさーカラ松と一松って18歳だよね？18歳だとカラ松と一松がお年寄りになるまで時間まだたっぷりあるよね？』
カラ「何言ってるだ。時間ならたっぷりあるさ」
『……そうだね』
一「……そろそろ休憩しよう」
カラ「そうだな…」
『……』
━━━━
サダンロダ町中心部
カラ「Aは……見られてないな」
『もーそんなに心配しないでよー！周りから見たらただの人間だから！』
カラ「だがもしAが天使とバレたら……」
一「こいつにそこまで心配するだけ無駄だと思うけど」
『え、ちょっと待って少しは心配してくれないと私寂しい〜』
一「着いた」
『無視！？』
「A〜！」
『あっ！トド松ー！』
トド「もう最近なかなか来ないから心配してたんだよ？」
『ちょっと先輩に怒られちゃうことが多くて』
トド「そうなの？確かAって隣町からこっちに来て神父様からシスターの事教えて貰ってるんだよね？」
『そうそーう♪』
トド「そっか〜頑張りすぎてお肌荒れないようにね♪」
『んーありがとう〜！』
カラ+一「(なんか久しぶりに会った女子同士の会話を聞いてるみたい)」
トド「ていうかAもういっそのこと僕と同じ聖歌隊に入っちゃいなよ〜！」
『入りたい〜！けどダメなのです……』
トド「そうだよね…」
一「A。挨拶はそこら辺でいいんじゃない」
トド「あっ一松居たんだー」
一「居たけどなにか……？」
トド「いや、影が薄くて気付かなかったーってだけだよ(ﾆｺｫ」
一「あっそーですか……」
『カラ松ーなんか目に見えないバチバチっていうのがトド松と一松の間を飛び交ってる気がする』
カラ「俺もそんな気がする……ちょっと止めてくるか」
トド「僕さーAと話してたんだよねーだから挨拶はそこら辺でってAとの間に入って来ないでくれる〜？」
一「ﾁｯ……いちいち細かいな」
カラ「2人ともそこら辺で━━」
『(あれ？あんな所に図書館あったけ？)』
Aは怪しげな図書館に向かった
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作者名：翡翠葛@優杏 | 作成日時：2016年11月10日 22時
