━━━20話 ページ21
〜魔女の家〜
ルミ「はい！願いは叶えましたわ。ちなみに透明の小屋は貴女にしか見えないようにしときましたわ。ということで貴女の羽根を10枚くださる？」
『喜んで』
ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ
ルミ「いちいち翼を動かすのですわね」
『その方が早いし多く落ちるから』
ルミ「そうなのですわね」
『うん！…はい、どうぞ！』
Aは20枚程の羽根をルミエイルに渡した
ルミ「あら？倍ほどありますけれど……」
『たくさん落ちたからあげる！』
ルミ「ふふっ貴女ってとても元気なのですわね」
『ルミエイルよりは見た目歳上だけど！』
ルミ「私くしがロリって言いたいんですわね！？ですけれどロリは最強と誰かが言ってましたのよ！！」
『？どういうこと？』
ルミ「？あっそういうこと。Aは天界で天使をしていらっしゃったから純粋すぎてロリが分からないのですわね」
『？？？』
ルミ「まぁそろそろ私くしの用意した家に行ったほうがいいですわよ。この粉末をこの家を出て飛ばしたら場所を教えてくれますわ」
『そう？じゃあルミエイルありがとね！』
ルミ「ええ。暇な時はまた遊びに来てくれると嬉しいですわ！」
『じゃあばいばーい！』
ﾊﾞﾀﾝ
〜魔女の家外〜
『……ふっ……』
Aは粉末に息を吹きかけた
『こっちだー！』
Aは粉末の飛んでいった方向に行った
〜魔女の家〜
ｶﾞﾁｬ
「こんにちは〜」
ルミ「あら。今度は悪魔なのですわね」
悪魔「そうそ〜う。ていうか俺が来ること知ってたでしょ？」
ルミ「バレていたのですわね」
悪魔「悪魔が分かんないわけないじゃーん」
ルミ「…Aを探しているのですわね」
悪魔「そうだけど？」
ルミ「なぜあの子を探すのですの？」
悪魔「可愛い子の後はつけたくなっちゃうものでしょー」
ルミ「変態ですわね」
悪魔「変態っていうのは君みたいなロリの後をつける奴のことだよ」
ルミ「…あの町を特魔級2体に襲わせたのは貴方ですわね」
悪魔「さぁね」
ルミ「とぼけないでくださる？」
悪魔「そういうのを簡単には教えないのが悪魔ですから〜」
ルミ「極魔級のくせにのんきな性格ですこと」
悪魔「お褒めに預かり光栄ですよー」
ルミ「褒めてなんかいませんわ。…貴方の目的は何なんですの？」
悪魔「そんなに知りたい？じゃあヒントあげるよー！ヒントは
あの子の力」
ルミ「……」
悪魔「じゃあ俺仕事だから帰るわー」
ルミ「さっさと帰ればいいじゃないですの」
悪魔「はいはい」
ﾊﾞﾀﾝ
家の中は静かになった
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作者名：翡翠葛@優杏 | 作成日時：2016年11月10日 22時
