━━━2話 ページ3
〜2993年後〜
『ノベルク！人間界、今日も行くよね！』
ノベ「確かに行きますが……ノベルクではなく大天使と呼びなさい」
『えーいいじゃん！ノベルクは私のパートナーなんだから』
ノベ「パートナーとはいえ一応先輩なのだからもう少し尊敬を」
『ほらノベルク！もうすぐ天大門だよ！』
ノベ「Aはもう少し人の話を聞きなさいっ！」
ﾍﾟﾁｯ
『あでっ！』
ノベ「あでっじゃありません！さっさと行きますよ！」
『あっちょっと待って！ノベルクー！』
━━━━
〜アルフィング教会〜
神父「大天使様と天使様。今日もようこそいらっしゃいまし(ﾎﾞﾌｯ!たぁ！？」
『もーカラ松ってばーもっと気楽でいいのに〜！天使様なんて堅苦しーよー！』
ノベ「こら！A！いきなり神父様に抱きついてはいけません！申し訳ない。神父様は神父様でお忙しい時間を割いてもらっているのに……」
カラ「い、いえ。大天使様が謝ることではありません。いつもこの街、この協会に加護をしてくださってるのですから」
シスター「何……？お客？」
『あっ一松！！』
一「あっ厄介天使」
『え』
ノベ「もっと言っちゃっていいですよ。シスター様」
『え』
一「まじですか…ありがとうございまーす」
カラ「一松。もっと大天使様に尊敬の気持ちを持って」
一「大天使様には色々助けてもらったんだから尊敬の気持ち持ってないわけないじゃん」
ノベ「神父様、シスター様は私の息子のようなものでもありますから。お気遣いなさらずに」
カラ「しかし…」
『カラ松ー！今日も遊ぶんでしょー？』
ノベ「遊ぶのではなく学ぶのです！！何度言えばわかるのですか！！」
『だってカラ松注意しないもーん』
ノベ「それはあなたが神父様の話を聞かないでいるからでしょう！実際神父様もきっと堪忍袋の緒がキレかかっていらっしゃるのですよ！」
『え、ほんとに？えっと……か、カラ松、怒んないで……？(上目遣い)』
カラ「んッ！！ま、真面目にやれば怒らないぞ……////」
『じゃあ真面目にやるー！』
ノベ「はぁ……全く(神父様も天使なんかじゃなくて人間に恋すればよかったのに……辛いですね。まぁAは可愛いから仕方がないですか……)」
一「もし飽きたら俺ん所来なよ」
『ほんとー！？』
カラ「一松も半人前なんだからAと一緒に勉強だ」
一「ﾁｯ……」
『あー舌打ちしちゃダメだよ！寿命縮んじゃうよ！』
一「縮まないから大丈夫」
ノベ「ではよろしくお願いします」
カラ「はい。任せてください」
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作者名：翡翠葛@優杏 | 作成日時：2016年11月10日 22時
