みつがスキ！

#2 ページ2

＊＊＊＊＊



俺の前ですやすやと寝息を立てているかわいいりすさん…。



じゃなくて…笑





うちの最年長、北山さん。





あぁ…。かわいい…。


かわいすぎて食べちゃいたい。



「ん…。んん…。」





眉間にしわを寄せて口からくぐもった声が漏れる。





かわいい…。ひたすらにかわいい…。


みつ、無防備すぎてやばい。


この子本当に今年30歳？


俺、みつとなら寝れる気がするよ。


うん。いけるね…。





いやいやいやいや。


俺何考えてんだよ。



仮にもグループのリーダー的立場である北山さんと寝るなんてなんという妄想繰り広げてんだ…。




そんなこととは露知らず、すぅーって寝息を立ててるみつはやっぱりかわいい。



ほんとかわいい。









そして、そんなみつを見てるのが俺の他にもう一人。



うちのキングの藤ヶ谷さん。



俺みたいにまっすぐ見てるわけじゃなくて、時々ちらって。



気になるんだろうね。



結構な頻度でみつのこと見てる。



そんながやと目があった。



なんでかな。



火花が散ったような？



いや、俺はなんもしてないよ？



でもなんかがやの視線が…。



気のせいだよね。笑

#3→←#1

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す