・ ページ27
汐恩side
ストレッチャーの上で目をつぶって強い痛みに耐えていた
(大変なことになっちゃった…ライブどうなったのかな…でも今はとにかく足と背中が痛くて頭が回らない…)
俺はそのまま眠りに落ちた
一方ライブ会場では、キリのいいところで映像が消え、照明が付けられてメンバーが再度登場した
奨｢JAMの皆さんお待たせしました〜ご心配おかけしてごめんなさい！｣
純喜｢先程ステージ下でハプニングが起きてしまって一度ライブを中断させて頂いてました、一旦状況は落ち着いたので、ライブを再開させていただきます！｣
豆｢JAMの皆さんもう1回盛り上がれますか！！！｣
翔也｢じゃあ次行くぞ〜！｣
JAMを不安にさせないよう詳細は話さず、テンポよくJAMを煽ってもう1度テンションを上げて行った
汐恩side
眠りに落ちてから数時間、目を覚ますと俺はベッドの上にいた
｢んっ…｣
ゆっくりと目を開けると何人かメンバーがぼやけて見えた
祥生｢汐恩？起きた？｣
碧海｢汐恩わかる？｣
翔也｢汐恩大丈夫？｣
S3がいた
｢ライブは…？｣
翔也｢もう終わったよ｣
碧海｢残りのメンバーで精一杯盛り上げてきたよ｣
祥生｢JAMすごい楽しんでくれたよ｣
｢ごめん…｣
何故だか涙が溢れてきた
悔しさと申し訳なさで一杯になった
翔也｢謝らなくていいよ、痛いのよく我慢してたね｣
祥生｢今は体どうなの？｣
｢今は…多分治療してもらったから…ぐすっ…あんまり痛くない…｣
少し体を起こそうとすると足がギプスで固定されていて動けなかった
背中もまだ痛かった
｢あっ痛っ｣
碧海｢まだ治ってるわけないじゃん、寝てて｣
｢えっ…俺足折れたの？なんでギプス…｣
翔也｢ステージから落ちた時に軽く足の骨折れて、その前から痛がってたのは肉離れ起こしてたみたいだよ、背中は打撲しちゃったみたい｣
｢まじか…｣
祥生｢しばらく活動休まなきゃね｣
碧海｢でもライブのことは気にしないで、俺らに任せて｣
｢ほんまに申し訳ない…｣
｢他のメンバーは？｣
碧海｢先に事務所戻ってスタッフさん達と打ち合わせしてる、後でお見舞い行けたら行くって言ってたよ｣
翔也｢みんな心配してくれてた｣
｢JAMは俺のこと知ってるの？｣
祥生｢いやライブ内では伝えてない、不安にさせなくなくてあの後いつも通り盛り上げていった｣
｢そっか…｣
俺はしばらく目をうるませて天井を見つめていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 90人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クオズ大好き(プロフ) - あ、間違えました。奨くんと蓮くんでお願いしたいです (2023年2月20日 13時) (
レス) id: a88bc4aac5 (このIDを非表示/違反報告)
クオズ大好き(プロフ) - リクエストありがとうございます！できれば豆原くんの骨折と胃腸炎になってしまうお話が見たいです。別々のお話で。看病はしょう蘭でお願いしたいです (2023年2月20日 11時) (レス) @page43 id: a88bc4aac5 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - あと余裕があれば、蓮くんがインスタライブ中に花粉症でくしゃみがたくさん出てしまうのが見たいです。ぜひ、よろしくお願いします。 (2023年2月20日 5時) (レス) id: 21ab9ba0cd (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - リクエストに答えてくださり感謝してます。とても面白かったです。出来れば、蓮くんがパフォーマンス前に咳が止まらなくなってしまう小説を書いていただけたらありがたいです。 (2023年2月19日 20時) (レス) @page39 id: 21ab9ba0cd (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 再びリクエスト失礼します。拓実が体調不良で純喜と瑠姫くんが看病するのが見たいです。よろしくお願いします！ (2023年2月18日 19時) (レス) id: fd0e7a13b8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白林檎 | 作成日時：2023年2月6日 12時
