さざんがく様リクエスト ページ5
七瀬side
とある日の夜。
麻衣「今日の当直確認します。総合内科から桜井玲香医師、循環器内科から西野七瀬医師、整形外科から高本彩花医師、脳外科から平手友梨奈医師、精神科から河田陽菜医師、そして呼吸器内科から私、白石麻衣の6名です。よろしくお願いします。」
麻衣「七瀬、おはよう。最近調子どうなの？」
七瀬「んー、友香は相変わらず発作は出るけど落ち着いてるちゃ落ち着いてるし、しおりもまぁまぁかな。」
麻衣「ふーん。って、私が聞きたかったのは七瀬の調子なんだけど。」
七瀬「わたしの？まぁ、うん。大丈夫！」
麻衣「え、何今の間。」
正直に言おう。調子はそこまで良くなかった。
薬は飲んでるし、食事中も気をつけているけれど、
どうしても不規則な生活というものは厄介で。
最近何度か朝倒れかけて美玲に怒られているのはまいやんには内緒にしておこう。
その日の当直は医師陣の中にいわゆる«引き»が強い人がいたのかまぁまぁ多忙で、気がついたら3時になっていた。
玲香「やっと落ち着いたねー。」
平手「なかなかハードでした。」
白石「そろそろ順番に休憩入れそうだね。」
玲香「まいやん先入る？」
白石「いや、私は大丈夫なんだけどね。1人早急に休憩させたい人がいて。」
なんて会話が行われているのもつゆ知らず、
私は循環器病棟に見回りに向かった。
循環器病棟は比較的落ち着いていて、
私の出番はなさそうで一安心。
そうすると少しホッとしてようやく体から緊張が抜けた。
それが気づくきっかけだった。
複数の急患を捌くための興奮状態が収まると同時に私は目眩を感じて立ち止まる。
でもまだ全然歩ける。当直用のスタッフステーションに戻ったら一足先に休憩をもらおうと再び歩み出した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みゆ(プロフ) - 採用ありがとうございます(^-^) (2月3日 11時) (
レス) @page14 id: b5cbc2aba3 (このIDを非表示/違反報告)
ドクターさく(プロフ) - みゆさん» リクエストありがとうございます！ (1月28日 20時) (レス) id: eb4732aa93 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - いつも読ませてもらってます！リクエストなんですが、高校生以下の子達の予防接種を見たいです！みんな注射は苦手な方でお願いします！更新大変だと思いますが是非採用してくれると嬉しいです！ (1月28日 15時) (レス) id: b5cbc2aba3 (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - リクエストのお話書いてくださってありがとうございました！ (1月10日 21時) (レス) id: 69423b4bc7 (このIDを非表示/違反報告)
ドクターさく(プロフ) - ?さん» 承知しました！リクエストの蓄積的にこっちの方が先に書くことになると思います！ (1月5日 21時) (レス) id: eb4732aa93 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ドクターさく | 作成日時：2022年9月30日 22時
