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外が暗くなってきた頃七瀬お姉ちゃんが帰宅し、
そのまま私のいる部屋へ。

七瀬「友香ー、無理しちゃダメやろー!ちょっと聴診器当てさせてな?」


七瀬「心臓の方は今のところ大丈夫そうやけど…………ねぇ、友香。呼吸しづらくない?咳とかでないん?」

う、バレてる……?

友香「でないよー笑」
七瀬「ほんま?なんか痰絡んでそうなんやけどなー。」
友香「気のせいじゃないかなー笑」
七瀬「ほんまにほんまか?まぁ、とりあえず喉みせてや。」

七瀬お姉ちゃんはだいぶ疑っていたけど、
なんとか回避し診察は終わり。


まさか七瀬お姉ちゃんが由依お姉ちゃんに
よく私を見とくように言っていたなんて分からなかった。

ーーーーーーーーーーーーーー

時刻は午後8時をすぎた頃。
やばい……本格的に苦しくなってきた……。
だけれどもここで咳をしてしまえば、リビングにいる家族にバレちゃうような気がして我慢。
どうしても耐えられない時は布団の中で極力抑えて咳をしていた。

それが良くなかったんだと思う。

友香「……っ!うっ……!」

まるで水に潜ったかのように息が出来なくなった。
それと同時に聞こえてくるのは笛のような音と自分の咳。

由依「友香っ!!!」

由依お姉ちゃんに助けを求めたいのに、喋る暇がない。

由依「やっぱり咳辛かったんでしょ!大丈夫、病院行こう。」
七瀬「友香!大丈夫?いま、救急車呼んだからな。」

やっぱりバレてたのか……。
ごめんなさいと呟いたあと私の意識は朦朧となり、



次に目覚めたのは病院のベットの上だった。

七瀬「あ、おはよう。」
友香「ご……めんなさ…い。」
七瀬「謝るくらいやったら最初から素直に言ってほしかったわ。次からはちゃんと言ってな?」
友香「うん。」

急性気管支炎にかかっていたのに加え、
布団に潜っていたことでアレルギー反応を起こしたらしかった。
当然入院を余儀なくされたのだった。

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ドクターさく(プロフ) - ざくーるさん» はい!いつでもお待ちしております! (2022年9月28日 0時) (レス) id: eb4732aa93 (このIDを非表示/違反報告)
ざくーる - ドクターさくさん» ありがとうございました!楽しく読ませて頂きました!またリクエストさせて下さい。。 (2022年9月28日 0時) (レス) id: 4313c431aa (このIDを非表示/違反報告)
ドクターさく(プロフ) - ひなたさん» リクエストありがとうございます!これからよろしくお願いします! (2022年9月26日 19時) (レス) id: eb4732aa93 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - 茉央ちゃんが風邪をひいて嘔吐が止まらなくなったのをなーちゃんが気づいて病院に連れて行ってゆいぽんが看病する話が見たいです。 (2022年9月26日 18時) (レス) id: eb67f4d123 (このIDを非表示/違反報告)
飛彩(プロフ) - リクエスト書いてくださりありがとうございました! (2022年9月26日 5時) (レス) @page41 id: 6f8da32f3e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ドクターさく | 作成日時:2022年9月3日 23時

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