私たちのハウス

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菜緒side

思えば朝ごはんの後から少し気持ち悪かったんだけど、
授業を受けている途中から本格的に体調がわるくなりだした。
それを若林先生に気づかれて、保健室に連れていかれて気づいたら家にいた。
気持ち悪くて気持ち悪くてところどころ記憶があやふやだけど、
吐いたら少しだけ頭がスッキリした。

友香「はい、菜緒うがいしよ？」
菜緒「ありがとう。」

しかしうがいのついでに1口水を飲み込むと吐き気が誘発された。

菜緒「ごめっ……吐く……。」
友香「ここに吐いて！」

友香お姉ちゃんが持ってきてくれたスーパーの袋に思い切り嘔吐する。
朝ごはんもあまり食べなかったから、すぐに出てくるものは胃液だけになった。胃液吐いたら喉痛いから嫌だな。

友香「薬とかないの？」
菜緒「分からない……。下に市販薬ならあったかも。」
友香「確かにね。とってくる！」



友香「はぁっ…あったよ！吐き気止めっ……。」
菜緒「ありがとう。……大丈夫？」

明らかに顔色悪いけど…｡

友香「大丈夫大丈夫。ほら菜緒早く飲んで。｣

苦い粉薬を飲むとまた吐き気がしたけど、
吐き戻したら意味が無いから我慢した。
そのうちに体もだるくなってきて私はまぶたを閉じた。

･→←piro様リクエスト※嘔吐表現注意

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