私たちのハウス

･ ページ14

今年最後で今年最大の台風が訪れるということで学生組はお休み。茉央と優佳に下の子たちを任せて、後ろ髪を引かれながらも職場に向かった。
それは昼を過ぎ、もうすぐおやつの時間というところ。
白石「七瀬、携帯鳴ってるよ。」
七瀬「あ、麻衣ありがと。」
同期で呼吸器内科医の白石麻衣から手渡された私の携帯には
優佳から電話がかかってきていた。
七瀬「もしもし、どうした？」
優佳「史緒里が酷い発作起こした！！吸入2回したけどおさまらないんだよね。」
七瀬「え?!茉央は？」
優佳「お姉ちゃんは友香についてる！もうおさまっできてるんだけど、友香も発作起こしたんだよね。」

完全に台風の影響だ。
七瀬「救急車で史緒里をうちの病院に連れてきて。
友香は茉央に任せる。」
優佳「りょうかい。」

七瀬「麻衣、今からうちの妹運ばれてくるから」
白石「史緒里ね。任せときなさい！」




病室で目を覚ました史緒里は入院させられていることに
不服そうだったが、まぁ仕方ない。

ちゃんと治療して、また素敵な歌声聞かせてな。

✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼

今思ったら友香(ゆうか)と優佳(ゆうか)じゃん……。
友香の方変えるの面倒()だから優佳変えたいけど、
どうしよ…… 。

私は不良品→←ある台風の日

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す