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『私、櫻坂46を卒業しようと思う。』
菅井「…なんでか聞いてもいいかな？」
『今日、病院で検査結果聞いてきたの。
私、難病なんだって。』
菅井「へ……？」
目の前の大切なメンバーからたしかに発せられた言葉なのに
どこか現実味がない。
『再生不良性貧血っていう血液の難病で、今の私の体内では友香の半分、もしくは半分より少ないくらいの血液しか作られてないんだって。長い間入院して治療を受けないといけないの。
だから卒業する。』
涙をうかべ、それでも決して流すまいと体に力を込め、
まくし立てるように理由を話すA。
その姿があまりにも痛ましくて、思わずAを抱きしめた、
菅井「そうなんだね。話してくれてありがとう。
でも私はAに辞めてほしくないなぁ。もっとたくさん色んな景色を一緒にみたいなぁ。」
気づくとAは私の胸で肩を震わせていた。
『私もやめたくないよぉ！でもみんなに迷惑をかけちゃう！
だから……！』
菅井「迷惑じゃない！迷惑なんて誰も思わない！みんないい子だってAも知っているでしょう？」
『うん。……うん！知ってるよ！
まだ櫻坂46にいてもいいかなぁ。』
菅井「もちろんだよ！とりあえず今野さんや秋元さんに事情を話そ？そしてメンバーのみんなにも話を聞いてもらおう。
大丈夫。みんな支えてくれるよ。」
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作者です。菅井友香さんの卒業が発表されましたね。
ついにこの時が来てしまった……。
ゆっかーには感謝しかありません。
あと数ヶ月全力で推していきます。
なお、この小説では菅井友香さんの卒業は無いものとして進行します。
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作者名：ドクターさく | 作成日時：2022年8月9日 19時
