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『えと、じゃあまたお仕事で…
おやすみなさい。』
TH「Aちゃん、帰るのー？またねー！」
JK「ちょ、テヒョニヒョン！
Aまたね！
PDニムもお疲れ様でした！」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
PD「Aも疲れただろう？
家に帰って休みなさい、と言いたいところなんだが…
A、もう現実を見なきゃいけないことくらい分かるだろ？さ、タクシーを呼んだから行ってきなさい。」
『…はい、ありがとうございます。』
私はこの日のことははっきりと覚えていない。
けど、おじさんに流されるままタクシーに乗ってあるところへと向かった。
＿＿＿＿＿＿
『こんばんは、おばあちゃん。おじいちゃん。』
「…あんたかね。今更なんの用だい。」
会いに行ったのは父方の祖父母の家。
私のせいで息子を失ったからか私のことはすごく嫌ってる。
私が親戚と仲良くないっていうのもこの人達が親戚中に私を殺人犯かのように悪者に仕立て上げたから。
『いえ、ただお母さんとお父さんに会いに来ました。』
「……そう。用があるならさっさと済まして帰っておくれ。もうあんたの顔は見たくないんじゃよ。｣
そういった祖父母の顔はつらそうな顔をしていて、それだけお母さん達のことを愛していたんだなと思った。
祖父母にそう言われて私は静かに家に上がって、お母さんとお父さんの写真を見ては、涙を流した。
『ごめんね……私のせいで…
ほんとにごめんね…』
この家にはお母さんとお父さんが残していったものがたくさん置いてある。
それを見ては懐かしく思い、また寂しい気持ちでいっぱいになった。
＿＿＿＿＿＿＿
「もう十分かね。｣
『はい。もうここに来ることはありませんから、ご安心下さい。』
「そうかい。ならこれを渡さないとね。」
そう言って祖父母は私に一通の手紙を差し出した。
「あいつらからの最後の頼みじゃよ。
あいつらの思い、ちゃんと受け取ってやんなさい。」
『……ありがとう、ございました。』
「………」
それに対して返事はなかったけれど、ほんの少し祖父母の温かさを感じられたような気がした。
【私たちの愛する娘、Aへ】
【ママとパパより】
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Rabbit(プロフ) - あやかさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいあまりです…！更新が遅くて大変申し訳ないのですが、今お話を準備している最中ですので、もうしばらくお待ちいただけると嬉しいです！ (2018年6月4日 20時) (
レス) id: e7e1de5643 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 続きがァァ…泣ほんとに楽しみにしてます！！ (2018年6月3日 14時) (レス) id: 34fff6315e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rabbit | 作成日時：2018年1月28日 23時
