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彼らの練習室を出て、目から流れ落ちる涙に気付かないふりをしてPDの部屋へと向かった。
必ずしも守ってくれる、だなんて証拠はどこにもなかったはずなのに期待してしまった私が馬鹿だっただけ。
彼らに罪なんか何一つない。
…どこから私の人生はおかしくなったのかなぁ。
『失礼します』
PD「A、よく頑張ったよ。
もう、彼らのために頑張るのはやめて、ただ自分がしたいことをやりなさい。
これをあげるから2年間ゆっくり自分がしたいことを見つけておいで。」
『…ありがとうございます。
ほんとにお世話になりました』
PD「…そんな悲しい言葉はやめてくれよ笑
お別れじゃないだろ？
また、いつか戻ってきなさい。」
私は幸せになってもいいのかな。
ここに、居場所はまだあるのかな。
PD「…言っておくが俺はAを手放す気はないぞ？
だから安心してここに帰ってきなさい。」
『…はい！
行ってきます、おじさん。』
＿＿＿＿＿＿＿
家族連れ、恋人同士、友達同士
空港には様々な人たちがいた。
私もそんな華やかな人生を送りたかったけど、残念ながらこの年になっても一人ぼっち。
ピコンッ
「”A！頑張ってね！
なかなか会えないだろうけど、心から応援してるから！
また戻ってきたらご飯いこうね！
Aのことを一番愛してるオンニより♡」
『ㅎㅎ』
一人ぼっち、って思ったけど実際はそうではないみたい。
オンニからのメール、何より大切なママとパパからの手紙。
これくらいあればなんだって乗り越えられるよね。
そう思って、搭乗手続きに向かおうとしたその時。
「……、A！！」
懐かしいあの声がした。
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Rabbit(プロフ) - あやかさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいあまりです…！更新が遅くて大変申し訳ないのですが、今お話を準備している最中ですので、もうしばらくお待ちいただけると嬉しいです！ (2018年6月4日 20時) (
レス) id: e7e1de5643 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 続きがァァ…泣ほんとに楽しみにしてます！！ (2018年6月3日 14時) (レス) id: 34fff6315e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rabbit | 作成日時：2018年1月28日 23時
