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葛葉@Vamp_kuzu
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配信あざっした。
今度ちゃんと妹紹介するわ
ややこしい言い方してそり
＿＿＿＿＿＿＿＿
葛葉「まぁじ助かった……」
『ごめんね、焦っちゃって…』
葛葉「いや、あれは俺が悪いっす」
私が部屋を出た後、
彼のコメント欄は私(妹)の話題で
埋まってしまった。
その後は葛葉くんがいい感じに
誤魔化してくれたおかげで、
炎上とかは起きなくて済んだようだ。
葛葉「この後叶来るかもしんないです」
『あー、やっぱ声でバレるよね……』
葛葉「なるべく守ります」
『大丈夫だよ、ありがとう.
下手したら葛葉くんとの仲も
悪くなっちゃうし……。』
私がどうにかするしかないんだ。
葛葉くんが少し悲しそうに笑うと、
何故かどうしようもない程の
焦燥感に包まれた。
『葛葉くんってさ、
なんか懐かしいよね。』
「ｯえ？」
『なんと言うか…、
何でも話せる存在？
実家のような安心感？』
「……っふは、それ俺がおじさん
って言いたいんすか。」
『え!?!?そんなことない!!!!』
必死に弁明をしていると、
もう一度葛葉くんは笑ってくれた。
……でもそれは、悲しそうなんか
じゃなくて。
ぴーんぽーん
『ｯ……』
「来んの早ぇんだよ…クソ、
凪さんはリビングに居て下さい。」
『うん。ごめんね。』
そう言うと葛葉くんは軽く頷き、
玄関の方へ歩いて行った。
あぁ、どうしよう。
何て伝えれば良いんだろう。
そもそも彼は心配してくれていたの
だろうか。
「……ねぇ。」
頭の中で必死に考えていると、
後ろから低い声がする。
『……叶』
「ちゃんと説明して。どういう事？」
久しぶりに見た叶は、
少し顔色が悪いように見えた。
出会った最初の時のように。
「僕言ったよね？家事全般は
君がやってって。洗濯機だって
回されてなかったし。」
叶から出てくる言葉は、
全て私に対する文句、愚痴、不満。
聞いているうちに、何で彼の事を
好きになったのかを忘れてしまい
そうになった。
段々と、視線が落ちていく。
手に滴ったぬるい水は、
多分私の目から零れ落ちたもの。
「話聞いてんのかよ!!!!!!!!!!!!!!!」
「叶ｯ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
遂に怒りが爆発したのか、
大声を張り上げて
私に手を振りかざす彼。
それを止めようとこちら側へ
走ってくる葛葉くん。
私はそれを、
ただ呆然と見つめるだけだった。
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陰玖(プロフ) - 良すぎる…応援してます！ (2022年8月16日 7時) (
レス) @page15 id: 2a080b2c68 (このIDを非表示/違反報告)
蘭羅 - 最高です！続き楽しみにしていますね😍💕 (2022年7月24日 23時) (レス) @page15 id: c1e168e932 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - るるいんさん» オチに関しては全く考えていませんでした…💦シリアス展開良いですね……！ (2022年2月27日 22時) (レス) id: abf964f5d4 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - azureさん» 返信遅れてしまって申し訳ありません！ありがとうございます！ (2022年2月27日 22時) (レス) id: abf964f5d4 (このIDを非表示/違反報告)
るるいん - これ、最終的にkz落ちだったら最高。knが監禁とかしてkzが助けるみたいな (2022年2月24日 15時) (レス) @page13 id: ed0fa03c7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀 | 作成日時：2021年8月18日 14時
