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ヘリポートに着くと
すぐに藍沢先生が駆け寄って来てくれた
脇に両手を入れ
抱き上げるようにヘリから下ろしてくれて
藍沢「降りれるか？」
「ありがと...」
藍沢「灰谷とそっちで体洗ってろ。俺らは初療室へいく」
そう言って冴島さんを運んでいくみんな
何も出来ない自分に腹が立った
─
白石「なんなの、これは...」
緋山「わからないことには治療もできないし...」
白石「石川先生、灰谷先生？ヘリの中で起きた症状について、詳しく説明してくれる？」
ホワイトボードに殴り書きで並べられた、
可能性のある原因物質の名前
時間が無いということも
数十分前から何も進んでないということも
みんなが分かっていた
「患者さんが吐瀉してすぐ冴島さんが気を失って...みんな一気に体調が悪くなっていった。頭痛や吐き気、目眩がしたわ。」
灰谷「ぁ、あと甘い匂いもしました。」
「...匂い？私は感じなかったけど、」
灰谷「はい、甘酸っぱいような、そんな匂いでした」
働かない頭をフルに回転させて
今聞いたことを並べて考えた
匂いはわかる人とわからない人がいる...
藍沢「っ、シアンだ、！！」
みんなの動きが一斉に忙しくなる
シアン。
私や灰谷くんは軽傷で住んだけれど
大量に体内に入れば
呼吸停止、心停止にもなりかねない猛毒だ。
「冴島さん...」
ぎゅっと拳を握りしめ
私も冴島さんの治療をしまいと
椅子を立った時だった
「わっ、」
突然立ったせいで
立ちくらみを起こしてしまった
「っ...」
藍沢「まだ休んでろ...」
藍沢先生の腕が
私を支えるように腰に回っていて。
「ご、め...」
───俺がお前を守るから
不意に、昔のことを思い出した。
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マナ - おはようございます、、、 (2021年5月16日 6時) (
レス) id: a61249d36a (このIDを非表示/違反報告)
yukiusagi - あーやきもきしますー (2017年8月23日 17時) (レス) id: ffe17b2f3c (このIDを非表示/違反報告)
やーあい(プロフ) - はじめまして、やーあいと言います！めっちゃにやけながら読んでいます！これからも応援しています！頑張ってください！ああ、藍沢先生、かっこよすぎ… (2017年8月5日 3時) (レス) id: 03614df54e (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ヤバすぎます！やっと復縁して嬉しい限りです！これからも頑張ってください！ (2017年8月5日 3時) (レス) id: f778c3d18d (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 初めまして。更新楽しみにしてます。藍沢先生達と同期で男主で白石先生オチの小説を書いていただけませんか？出来たらseason1から書いていただけませんか？ (2017年8月3日 14時) (レス) id: 3f08d45607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつ
| 作成日時：2017年7月21日 18時
