episode.1 出会い ページ1
No.side
とある研究所の地下のそのまた地下まさに牢獄のような部屋に 少女が一人壁にもたれかかっていた。
『(此処に来ていったいどれだけの月日がたったのだろうか。)』
顔を上げた少女の目は光を失って虚ろだった。
『(まぁ、それを知ったところでうちに帰る場所なんてないし、、、。
毎日、毎日、呼び出されては変な台に寝かされては変な実験をさせられるし、
たまに痛いこともあったけど、もう痛みは感じないし。
もうバケモノにまでなっちゃったし。
もう、終わりでいいよね。
もう、何も、考えなくてもいいや。)』
そう思い、少女が瞼を閉じようとしたその刹那―――――――――
ドッカアアァァァァァァァンンッッ！！！
『っっ！！！！？』
上の階からとてつもない轟音が鳴り響いた。その衝撃は自分のいる階まで到達し、砂埃を巻き上げ
少女は咳き込んだ。
『ごほっ...っけほっ.....』
『(なんなの....?)』
煙が晴れるとそこにはヒーローが立っていた。
ヒーローについては知識があまりなかった少女でも簡単にわかるくらい有名な
―――――――No.1 ヒーロー 【オールマイト】―――――――――
ほかでもない、彼だった。
オ「HAHAHA!! もう大丈夫！ 何故かって?
私が来た！！」
『っっっ！！！！！』
その言葉を聞いた途端、少女は一筋の涙をその虚ろな目から流した。
そして安心したのか、少女はそのまま眠るるように意識を失った。
オ「.......遅くなってすまない。」
オールマイトは檻を破壊し、少女を優しく抱きかかえ、外へ出るため反対方向へと踵を返した。
これが ココから始まる 物語の 始まり。
とある少女の 物語の始まり。
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さかりん - 「怒っている」が「起こっている」になっていますよ。 (2018年10月14日 17時) (
レス) id: e36dece562 (このIDを非表示/違反報告)
蛍と蛍光灯(プロフ) - KOYUさん» あ、本当ですね！気が付きませんでした、、、。ごしてきありがとうございました！ (2018年5月2日 22時) (レス) id: a61914d7cc (このIDを非表示/違反報告)
KOYU(プロフ) - 硬貨ではなく、硬化ですよ。切島の個性は。 (2018年4月26日 17時) (レス) id: 77c1659593 (このIDを非表示/違反報告)
蛍と蛍光灯(プロフ) - 宙蘭さん» あ、そうですか！！わざわざコメントありがとうございました！！あと、この作品を読んでくれてありがとうございます！！ (2017年7月26日 17時) (レス) id: 03694b9f5e (このIDを非表示/違反報告)
宙蘭(プロフ) - 蛍と蛍光灯さん» そうですか、ありがとうございます！記載は大丈夫だと思います。東京喰種の喰種がメジャーですし、神話生物喰種を知ってるのは少ないと思うので (2017年7月26日 16時) (レス) id: 1e4db32e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蛍と蛍光灯 | 作成日時：2017年6月17日 12時
