この先も たつ4 ページ40
「たぁ。どしたん?」
じっと動かないままのに俺を
隆平が心配そうに覗きこんでた。
「んー。どうもせんで」
「なんか考え込んでるように見えた」
「そぉか?なぁんも考えとらんかった」
大丈夫やでって頭を撫でると、
くすぐったそうに笑った。
ぷくっとした頬。
ツヤツヤやなぁ。
触れるとスベスベしとってあったかい。
一緒に横たわるベッドの上。
こんな風に過ごせるなんて。
裸で抱きあって、求め合って
ちょっと疲れた体。
触れあう肌。
目の前にあるくちびる。
俺の方向かせてキスをした。
「もっかい」
緩く勃ちあがった自分のモン握らせると
ソロソロとシゴいてくれる。
「足りひんかった?」
「ん。きっと何度しても足りん」
さっきまで繋がってたソコは
まだ少し開いてて
指で触れるとグニュっと動いて俺を呼ぶ。
「後ろ、向いて」
腕のなかで向き変えさせて
そのまんま繋がる。
直に感じる隆平のなかは
熱くてまとわりついてきて
俺を溶かしてしまいそう。
「りゅう、好きや」
項にくちびる押し当てながら言うと
甘い声が大きくなる。
「おれ、も、、たぁ、、、」
包み込むように隆平を抱いて
手ぇを握る。
「離さんでいて、な」
「ずっとやで」
ひとりごとみたいな俺の囁きに
吐息で返事する。
揺さぶって昂って
ちっぽけな独占欲がふたりの部屋に落ちる。
「俺のもんや」
耳の後ろに噛みついて
痕を残すと
痛みにまた喘ぐ。
ぎゅっと締め付けられて
波が押し寄せてきた。
「たぁ、、イキ、そ」
触れてもいないのに
「ん。俺も」
このままでもイケる?
聞いたら頷いた。
「手ぇ、離さんで」
隆平が言った。
ぎゅっとまた握りあった。
涙が出そうになる。
胸がジリッと焦げる。
俺は未だに隆平に恋してる。
んぁっ
爪が食い込むくらい強く握られて
隆平が放った。
ズルリと抜け出して
俺も隆平の尻に放った。
手ぇ離して今度は抱き寄せる。
きつく、きつく。
汚してしまった体もシーツも
そんなんはどうでもええ。
「離れんからな」
「おん。離さんで」
しがみつく俺の手の甲を隆平の手が擦る。
涙が出そうになる。
その手をまたぎゅっと握った。
隆平の手ぇはいつでもあったかい。
きっとこの先も。
俺はこの手ぇを離さない。
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cayochi(プロフ) - kkoyanagiさん» うわぁ!おめでとうございます!楽しんで来てくださいませね。でも無理は禁物!まだ時間ありますから体力蓄えて!今、喉やられてる方多いみたいですね。エイトのパワーもらったら回復早くなるかな? (2019年7月26日 18時) (レス) id: c55178e693 (このIDを非表示/違反報告)
kkoyanagi(プロフ) - 何とか解放席が当たりました。日曜行ってきます。先週から気管支炎寝込んでいてやっとこ一昨日床上げで体力持つかなぁ心配 (2019年7月26日 18時) (レス) id: 9936377b81 (このIDを非表示/違反報告)
cayochi(プロフ) - みんな大好きオス田(笑)ネコキドとどっちがいいかなぁ、なんて考えてるだけで楽しいですよ〜。ちょっとお待ちくださいね! (2019年7月25日 21時) (レス) id: c55178e693 (このIDを非表示/違反報告)
kkoyanagi(プロフ) - ふふふっ、オス田。好物です。 (2019年7月25日 17時) (レス) id: 9936377b81 (このIDを非表示/違反報告)
cayochi(プロフ) - (名前)ゆーきゃんさん» 実は忠義さんの方がポリネシアン度深そうな気がしてるんですよねぇ。ヤキモチ妬いたらいろいろと大変そう(笑)ヤンマーちゃんでこんな感じ・・・ふふふ。できそう(笑)お楽しみにっ (2019年7月25日 10時) (レス) id: a293f198c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:cayochi | 作成日時:2019年3月31日 15時