月とシャンプー りゅう2 ページ2
ざぁっとシャワーで泡を流されて
今度はコンディショナー。
さわっと指が髪を鋤いていく。
んんっ
思わぬ自分の声の大きさに
自分が変に昂ってる。
まだ何もされてない。
なのに。
｢たぁ、俺、アカンわぁ｣
｢なにが？｣
｢おかしいわ｣
｢やから、なにが？｣
｢イキそ｣
｢そんなにええの？｣
｢おん。力が入らへんの｣
｢なぁ、美容院でもそないなるん？｣
｢ならへん。こんなん初めてやわ｣
｢外でこんなんなられたら
りゅうのこと閉じ込めなアカンくなる｣
｢触られるだけで良くなるなんて
たぁだけやもん｣
んふふ。嬉しそうな笑い声。
ざぁっとまたシャワーをかけられて
コンディショナーが流れていく。
ぎゅうっと髪の毛を纏めて掴まれると
またぞわっと痺れるような快感。
搾られたお湯が床にたたたっと流れる。
んぁ
くるんと向き変えられて
掴まれたままの髪の毛下へ引っ張られる。
顎がくいっと持ち上げられて
乱暴にキスが降ってきた。
身を屈めて俺の顔覗き込んだ忠義の目ぇは
もうイヤラシく艶を帯びてる。
｢なぁ、りゅう。シテ｣
丁度いい具合に目の前にあるソレの先に
くちびるを押し当てられた。
髪の毛を掴む手の大きさと
忠義の先から溢れてくる蜜の味。
シャンプーの甘い香りと
湯気のあたたかさ。
逆上せてる。
ふらふらと。
忠義に導かれるまま、夢中でしゃぶりつく。
あぁ、ええ。
降ってくる忠義の声は
この上なく色気を含んで
俺の鼓膜を撫でていく。
上目使いで表情を探ると
忠義も俺を見下ろしてた。
目ぇが合うと、また口角あげて
気持ちよさそに背中を反らして
｢んはぁ。気持ちええ｣
喘いでる。
もっと声がほしくて
俺の世界で一番愛しい声がほしくて
必死になって頭を動かす。
腹に張り付くぐらいに
立ち上がった俺のからぬるい蜜が溢れてる。
自分のものは嫌なのに
どうして忠義のはこんなに甘美な味に思えるんやろか。
１滴たりとも逃したくなくて
喉の奥、吸い続けてる。
｢もぉ、そんなしたらアカンって｣
忠義がまた髪の毛掴み直して
退けようとするけど
痛みが刺激に変わって、余計に夢中で加えこむ。
出してええの？
返事の代わりにスピードをあげる。
なぁ、早く早くちょうだい。
飲み干したる。
だから、早く。
濃くて、甘い、忠義の。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 389人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
cayochi(プロフ) - kkoyanagiさん» うわぁ！おめでとうございます！楽しんで来てくださいませね。でも無理は禁物！まだ時間ありますから体力蓄えて！今、喉やられてる方多いみたいですね。エイトのパワーもらったら回復早くなるかな？ (2019年7月26日 18時) (
レス) id: c55178e693 (このIDを非表示/違反報告)
kkoyanagi(プロフ) - 何とか解放席が当たりました。日曜行ってきます。先週から気管支炎寝込んでいてやっとこ一昨日床上げで体力持つかなぁ心配 (2019年7月26日 18時) (レス) id: 9936377b81 (このIDを非表示/違反報告)
cayochi(プロフ) - みんな大好きオス田(笑)ネコキドとどっちがいいかなぁ、なんて考えてるだけで楽しいですよ〜。ちょっとお待ちくださいね！ (2019年7月25日 21時) (レス) id: c55178e693 (このIDを非表示/違反報告)
kkoyanagi(プロフ) - ふふふっ、オス田。好物です。 (2019年7月25日 17時) (レス) id: 9936377b81 (このIDを非表示/違反報告)
cayochi(プロフ) - (名前)ゆーきゃんさん» 実は忠義さんの方がポリネシアン度深そうな気がしてるんですよねぇ。ヤキモチ妬いたらいろいろと大変そう(笑)ヤンマーちゃんでこんな感じ・・・ふふふ。できそう(笑)お楽しみにっ (2019年7月25日 10時) (レス) id: a293f198c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：cayochi
| 作成日時：2019年3月31日 15時
