【ヘタリア】 罪な少女と狂った彼ら

続、上司ｖｓ所長 ページ27

あ「・・分かりました、みんな、一旦出てて」

全「！？」

耀「A！なに言うある！」

あ「(ﾎﾞｿｯ お願い、ここで引いたら、相手の思うつぼだから」

あ「信じて、平気だよ」ﾆｺｯ

あ「さ、お話しを始めましょうか、森宮さん」ﾆｺｯ

これは闘いなの

ここで引いたら所長の名が廃るわ

菊「では」ﾍﾟｺｯ

カチャッ

クイッ

あ「？」

アル「〜〜〜〜〜〜〜」

あ「・・・うん、分かった」

コツコツ

アル「失礼します」ﾍﾟｺｯ

ガチャッ

あ「さ、行きましたよ、お話しとは何ですか？」

森宮「いや、なに、君を独り占めしたかったから、彼らを退かしたまでさ」ｽｯ

コツコツ

森宮は私の隣に座ってジロジロこちらを見てきた

全身舐めまわるようなねっとりとした厭らしい目つき

あ「ふふっ、面白いことを仰いますね」ﾆｺｯ

どいて欲しい

ここから逃げたい

怖い

終わったら私、きっと菊たちに縋り付いて号泣するだろうな

とん

ゾワッ

急に私の肩に腕を乗せてきた

あ「止めて下さい」

森宮「ねぇ」

あ「話聞いてます？」

森宮「さっき、なに言われてたの？」

あ「！！・・それは・・」

森宮「僕には、言えないこと・・？」

あ「ええ」

森宮「ねぇ、話してよ」

あ「嫌です、それより、腕を退かしていただけませんか？」

森宮「僕の方が、君より上だよ？」

あ「・・パワハラで訴えますよ？」

森宮「へぇ、やれるものならやれば良いじゃんか」

あ「！なら、今までのもおつけしてして差し上げます、せいぜい後悔すれば良いです」

森宮「君ってホント口が達者だよね」

あ「お褒めいただき光栄です」

森宮「そんなとこがさ」ﾄﾞﾝｯ

あ「へ、あっ」

ぼすっ

森宮「いいんだよね」ﾆﾔｯ

粘り着くような厭らしい笑みを浮かべ、私を上から眺める森宮

あ「嫌っ、なにするんですか、んぅ」

急にされたキス

キモチワルイ

どんどん鳥肌が立っていく

目頭が熱くなっていく

だめだ

ここで泣いちゃいけないんだ

あ「んん、ふっ・・ああ」

口内を舌で舐められまくり

離れた口から銀色の糸が引いていた

あ「嫌ッ離して！んあっ」

今度は首に唇を当てられた

そして吸い始めた

あ「んっ、いやぁ！やだ！離してよ！助けてっ！」

森宮「はは、可愛いね、やっぱりまだ子どもだ、可愛いよ」chu

あ「んん・・ふぁあっ、やっ」

ぐちゃぐちゃと厭らしい水音が響いて耳までやられる

あ「助けて・・！アーサー・・・・！菊・・！耀！・・アルフレッド！！！」

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