【ヘタリア】 罪な少女と狂った彼ら

続・所長の記憶-ﾕﾒ- ページ11

あ「・・・母さん・・？」

母「やっぱりね！さすが私！」

やっぱり母だ

変なとこ変わってない

あ「なんでかーさん来たの？とーさんのとこに戻りなよ」

母「つれないこと言わないの〜嬉しいくせにｷｬｯ」

あ「なんで、若い子ぶるの？！中年の癖に！！」

母「(ﾋﾟｸｯ」

あ「あ」

禁句★

母「A〜(＾言＾)」

あ「ごめん！ごめん！口が滑ったの!!許してぇぇぇぇぇ」

母「なんでそう言うの！駄目じゃ無い！！(｀_´)」

あ「怒るな怒るな」

母「で、本題に入るわよ」

あ「早くして、私今仮眠中なの」

母「随分、お偉くなりましたねぇ」

皮肉交じりに言われた言葉

でも、そこに優しさが詰まっていることを、私は知っている

あ「んでさぁ、話それるけどなんで毎回会うとき私の容姿はロリなん？」

母「そっちの方が落ち着くから」ｷﾘｯ

真面目っぽく言うな

母よ

あ「分かった、で・・・今日の用件は？」

母「んー」ぎゅっ

あ「・・は？」

母「殺し、またしたのね？」

あ「・・・仕事だからね」

母「“あいつら”が・・・やらせているの？」

あ「・・・うん」

あ「でも、菊も耀もいるし、香も、ヨンスも、小梅も・・いるから」

母「人質なの？みんな」

あ「・・・・うん、そうだよ」

母「ごめんね・・・“私の罪”を貴方達に被せて・・」

あ「大丈夫だよ、私は・・平気だよ、母さん」

だから・・・

あ「泣かないで・・」

私は平気なんだよ？

幸せなんだよ？

母「ごめんね・・・A」ぎゅ


母さんに悲しんで欲しくない

それはみんなも同じ

だから

アンハッピーになるのは

私だけで良いんだよ

さすさす

母さんはずっと私を抱きしめてくれてた

それが懐かしくて

母「そろそろ、あっちも動き始めたわ、気をつけて」

あ「なに言って」

母「・・もう行くわね」

あ「え？！」

母「また来るわ」ﾆｺｯ

あ「嫌ッ行かないで！母さんっ」

母「また会えるから、もうどこにも行かないから」

あ「嫌よ！行かないで！ひとりぼっちにしないでぇ！！」

母「・・ごめんね・・またね」

あ「かーさん！かーさん！！」

泣いてたのに気付いたのは

起きた頃だった

寝ているとき、誰かが優しく抱きしめてくれているような感覚があった事は

次のお話しで

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