たかが妖されど妖 ページ5
「まったく…厄介だな」
「でももう検討は付いているんでしょう？龍太。」
「まぁ、な。簡単な話だよ」
連れて来ちまったんだよ、この被害者がな。
と俺は少し思った。
被害者の資料を見た限り、被害者の最後の仕事は「心霊スポットに行く」と言う何とも妖や幽霊に恨まれそうな企画だったのだ。
だとしたら言ってはいけない場所まで踏み込んでしまい、連れ帰って来てしまい、
殺されたなら説明がつく。
妖は人には普段見えない者だが生きて居ないわけでは無いのだ。
もちろんそのような暴力沙汰を起こしたら跡は物理的には残るわけであって、
たとえ自分達が妖で人間の法律が効かなくとも、殺人は許せないのだ。
まぁ解決の仕方は簡単。
一、犯人である妖を退治
二、そいつを変化術で人間化
三、逮捕
である。
しかし「厄介」なのは犯人の強さだった。
普通妖は人を襲ったりしない。
しかも被害者であるアナウンサーはちゃんとそっちの方面の対策もして、企画をおこなって居たのだ。
なぜそんな人間が妖に？
考えられる答えは一つ
「妖にとって被害者の血が魅力的だったから───としか言いようが無いわね」
「あぁ、そうだな知世。俺的にはこれしか思いつかないんだが…何か思いついたか？」
知世は少し考えながら言った。
「復讐…でしょうか。ごく稀にのパターンですけども。」
「でもそれぐらいしか無いよな〜」
2人は会議室を颯爽と後にして、犯人である妖が居る場所へ歩き始めた。
空は快晴で雲一つなかった。
こんな感じで頑張っていきます。よろしくお願いします。
下のは休日の龍太君です。
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caviarbloom0l(プロフ) - 未来さん» 未だに妖要素出せてないですけどねwありがとうございます！頑張ります。 (2022年5月16日 6時) (
レス) id: 20ff4bcc63 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 神だ…！主人公君の好きな曲ってすわこ様(変換探すのが面倒でした。)とけいき様のテーマですよね？妖…天才ですか!?応援してます。投稿頑張って下さい。 (2022年5月15日 23時) (レス) @page1 id: 6ea0ef3931 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：caviarbloom0l | 作成日時：2022年5月14日 11時
