第28話 ページ30
更新再開します！
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『…で？ わたくしに何か用事が？』
言われた通り、着替えを済ませた。
ベッドの上に座って足を組み、彼を見る。
「上から目線かよ…ただオレはレイジに頼まれただけだ」
『レイジ様から？』
昨日吸血されたこと以外に彼と関わっていないが。
何か他に用事があったのだろうか？
首を傾げて考えていると、スバルが何かコップを渡してきた。
「ほらよ。それを飲め、っつってた」
コップの中には__
『クランベリージュース…』
昨日、飲まされて嫌な思いをした。
薬品が入っていたのだ。
もしかするとこの中にも何か入っているかもしれない。
いやでも、これはただのジュースかも…。
『あ″あ″っ！ 考え出したらきりがないわっ！』
ジュースを持ちながら急に立ち上がる。
その様子を見ていたスバルは、なんだこいつ、というような目で見ていた。
そんな彼とたまたま目が合う。
まだいたのか。
(あ)
『これだわっ！』
一瞬、いいアイディアが浮かんだ。
そうだ、他の人に飲ませたら効果がわかる。
今すぐに飲ませれるのは…。
彼をじーっと見つめていると、こっち見んな！と言われた。
『スバル様！ このジュースを少し飲んでください！』
彼との距離を一瞬で縮めて近寄る。
「はぁ！？ 何でオレなんだよ！」
『それは…近くにいたから…』
「そんな怪しい飲み物飲まねー！」
意外だ。
慎重なんだ、彼は。
しかし、Aはこういう時にどう言えばいいかを知っていた。
『あらそう？ スバル様は、こんな子供でも飲めるジュースを飲めないのですね』
ニヤリと笑って彼に言うと、
「なっ！」
と顔を顰めた。
彼はどうするのだろうか？
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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凛猫(プロフ) - つるぎさん» いつも読んで下さりありがとうございます！ (2019年12月16日 21時) (
レス) id: 18f542a8ee (このIDを非表示/違反報告)
つるぎ - 更新ありがとうございます。次の展開が楽しみです/// (2019年12月16日 21時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)
つるぎ - 頑張って下さい!!終わったらまた更新宜しくお願いします!! (2019年12月8日 18時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)
つるぎ - 更新ありがとうございます!!それと目次(?)のところに、○○さん/リクエストと書いてくださるとリクエストかお話しか分かりやすくなると思います。 (2019年11月16日 10時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)
つるぎ - そうなんですか?すみません。でも夢主ちゃん可愛いですよ!ディアラバって感じ(?)がして。 (2019年11月16日 9時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)
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