夢を見ようね

HEACHAN 〔nct〕 ページ43

ﾁ───(´-ω-｀)───ﾝ






え、‎( ꒪⌓꒪)




いや、いいんだよ。全然いいんだよ。主人公席になれたからいいんだよ。
全然周り真面目ちゃんでいいんだよ。ずっと本読んでていいんだよ。





ででもさ、こんなことある？
ほぼ周り真面目な人ばかり


右見ても真面目さん、その隣見ても真面目さん、斜め前も真面目さん、私の前のやつ飛ばしてその前も真面目さん。

真面目さんに囲まれた。頭良くなるかな……


唯一の真面目じゃないって言ったらあれだけど、まあ普通よりは下の？？なんなら私より下の？？方が？前にいるんだけど？





話したことなーーーーーい


まあクラスでもいけいけってゆーか、そーゆー系？のグループの人で、まあちょっと言っちゃえば、にがて？
苦手って思うから苦手なんだよね、そうだよね。


てか話すしかないよね、

せっかく主人公席になったのに、しーんとして終わるの嫌だよね？！
勇気出すしかないよね！

てかイケメンくんは？！
どこ！どこにいった！




おいおいおいおい
ミナの隣じゃねーかよ！ミナの目がハートになっちゃってるじゃん！


羨まし(＞＜)
とりあえず、勇気だして前のひとに声かえよ



『あのーヘチャンくんだよね？』



HC「んー？あー、そーだよ！Aだよね？
よろしくー(*´∀︎`)ﾉｵｯｽ♪︎」



『よ、よろしく』


大丈夫私なら仲良くなれる
変に壁つくるとヘチャンくんも気まづいかもしれないから、気楽にいこ、気楽に。

席替えって最初が重要だよね、最初から話しとけばきっとこれからも話すようになる！

でも話すことないなー
うーんなんだろう


『ヘチャンくんってさ、地毛？』



HC「え、これ？」

窓のとこに寄りかかって自分の髪を摘むヘチャンくん

待って、はじめに聞くこと間違えた気がする
はじめて話す人に地毛か聞くことある？聞かれることある？



みんなにきかれるなーとかいいながら
HC「地毛ってことにしてるの、染めて入学して地毛申請出した」


ばかだこいつ



HC「ばかだこいつとか思ってるでしょ！A」



『うん、思った』


ばかだ私、大馬鹿だわたしは。
主人公席になって、ヒロインになった私。
ヒロインになってたった数分でヒロイン失格。



HC「うわ〜はっきり言っちゃうタイプなんだねAは」

まあいいんだけどね〜僕そーゆー人嫌いじゃないよ♡ってあんまり気にしてない感じ？



HC「なんかまわり話せる人いないからAにたくさん話しかけるね！」


了解

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