団結プレイ ページ10
ばれちゃったかな? いや、大丈夫なはずだ。
一瞬固まった私に変わり、リカさんが美影さんの右腕にぎゅっと絡み付いた。
「顔無様、いくらお客様だとはいえ女同士の話に突っ込むのは野暮ってものよ?」
「……ええと、君はリカだっけ」
「そう。覚えてて下さっていて嬉しいわ」
リカさんが話を流そうとしているのが分かった。知られたら嫌だろうと私の為にしてくれているのだ。彼女の気遣いが嬉しかった。
私もリカさんを見習い、怪訝な表情をしている美影さんの空いている方の腕に抱き着いてみた。出血大サービスで胸をぎゅっと押し当てる。
「美影さん、今日は洋服じゃないんですね。かっこよかったからもう一度見てみたいな」
「……何。騙されないから」
口調は冷たかったけれど、慌てて私の胸元から目を逸らしたその頬は赤く染まっていた。
……今更照れるものだろうか。初めて会った時私は美影さんに襲われかけたし、私は彼の裸をうっかりちゃっかり見てしまったこともあるのに。
とりあえず、この方法が使えると分かったのは今後に役に立つ。
「あれ、そういえばそろそろ入浴の時間が始まりますよ? ミナさんが待っているのでは?」
「……ああ」
「ほらほら、早く行かないと駄目ですよ!」
そう言って2人がかりで美影さんを湯屋の方へと押しやった。彼は不服そうだったが渋々他のお客に紛れて湯屋の入り口へ消えて行った。
通りかかった白い狐のような神様が、人型の神はモテていいなぁと呟いていた。
私はリカさんと目を合わせる。2人でにこっと微笑んだ。
「リカさん有難う! お蔭でばれませんでした」
「私は何もやってないわよ。(人1)の巨乳のお蔭だわ、きっと。谷間に顔無様釘づけだったもの」
「巨乳じゃない……」
「それ何カップあるの? 私貴女を初めて見た時、最近の人間の子は発育が良いのねってすごい驚いたたのを覚えてるわ。ね、触らせて」
「わっ! ちょっと、やめて下さいっ」
「えー、何よー。ケチ。ハク様と顔無様にばらしちゃうわよ?」
「それだけはやめて……」
「何をばらすって?」
「ひゃっ」
不意に背後から声がして、私とリカさんは同時に場から飛び退いた。そこには不機嫌そうな顔をした美影さんが立っていた。私達の顔色がさぁっと青くなってゆく。
どうしよう、全然気が付かなかった。気配を消していたのだろうか。
★ハクちゃまの秘密★
おかっぱと言われると腹が立つ。
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モッケ - 本当にごめんなさい、許してください (2015年6月27日 13時) (
レス) id: 7cabc5d692 (このIDを非表示/違反報告)
星宙(プロフ) - 季紀さん» 年がら年中からかわれてたら嫌になるもん！ おかすぃくないよー♪ やっちゃった…美影さん犯罪に手を出してしまった…←笑笑 (2015年5月23日 20時) (レス) id: d32e317eb5 (このIDを非表示/違反報告)
季紀(プロフ) - 星宙さん» からかいづらいと言われて喜ぶ人も私は初めて見た♪ おかすぃー♪ ハクさんピンチだね! 美影さんやっちゃってるし! (2015年5月23日 19時) (レス) id: 61b5a6cbc1 (このIDを非表示/違反報告)
季紀(プロフ) - 朱雀@忙しす先輩さん» テスト一週間前に修学旅行(TT) ね、あてちゃってるよね笑 (2015年5月23日 19時) (レス) id: 61b5a6cbc1 (このIDを非表示/違反報告)
季紀(プロフ) - 杜さん» そこまで言って頂けて嬉しい(笑) ハク落ちになったら美影を、美影落ちになったらハクの中編をそれぞれ書く気でいます。夢主は変わりますがね(^^; (2015年5月23日 19時) (レス) id: 61b5a6cbc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kiki
| 作成日時：2015年4月8日 18時
