【イナズマイレブンGO】保健室の先生 2

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「《___で、オレ、今度来日することになったんだ。日本のチームと親善試合することになって。…だからその時、会えたりしないかな。》」


『あ、なるほどね。全然良いよ』

「《本当？良かった！》」

フィディオ君が来るのは夏場らしい。
その頃にはこのいざこざが終わってると良いな…と思いながら彼との電話を切った。これでまた一つ楽しみが増えたと嬉しく思いながら明日の準備に取り掛かった。


＊



「なー剣城、明日って貴志部先生も来るのかな」

「……十中八九いるだろうな」

「天馬ってば、ずっとそればっかりだよね〜」

「天馬くんそんなに貴志部って先生に懐いてんの？」

「う〜ん、いや、確かに貴志部先生と話してると楽しいけど…俺よりも剣城の方が懐いてたんじゃない？俺も先生好きだけど」


「は？」

「え、剣城君？なんか意外〜」

「剣城は最近なにかと丸くなったからねー！貴志部先生って甥っ子さんがいるからお姉さん気質なのかも！」

「お兄さんのいる剣城君は歳下の性で懐いちゃうってことなの？」

「いや、別にそんなんじゃない………」

「剣城ぃ〜、もしかして照れてるの？」

「は？…違、」

「うんうん、俺には分かるよ剣城君。歳上の女性が気になってしまうその男心！」


「だから違うって言ってんだろ…松風変なこと言うな、狩屋も乗るな」

「ちぇ、はぁ〜い」


「剣城は照れ屋さんだね！！」

「信助君追い討ちやめてあげて」




「(剣城君、肌白いから顔赤くなると一瞬で分かっちゃうんだよなあ…教えてあげた方がいいのかねえ)」

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