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《さあ！ホーリーロード全国大会！
ここまで勝ち上がってきた今日の対戦校はなんと雷門中と木戸川清修中学だー！
去年のホーリーロード決勝戦は木戸川清修に軍配が上がりましたが、今年はどんな試合を見せてくれるのか！？期待が集まる一戦です！》
そんなこんなで今日が来てしまった。
雷門と木戸川清修の一戦。
眼下に広がる、ガヤガヤと実況に沸く観客を一瞥して豪炎寺くんが私の方を振り返る。
「…良いのか、貴志部大河に会わなくても」
『うん、今すごく悩んでる』
「でも、行ってなんて言うんですか？
もしかしたら雷門の選手と鉢合わせるかもしれませんよ？」
と、宇都宮くんも浮かない顔だ
そうなんだよねぇ…
一番嫌なのは鬼道くんと鉢合わせることだ。
多分彼は怒っているだろうから。
なぜ勝手に何処かへ行ったんだ、と問い詰められる自分を想像するのは容易だ。
携帯で連絡するか！
『って事で豪炎寺くん、宇都宮くん。私ちょっと電話してくるから宜しく〜』
後ろ手にドアを閉めてスタジアム内を歩き出す。
今回のスタジアム…ここは…______あれ、なんていう名前だったっけ？
まあともかくこのスタジアムはえげつない仕掛けが施されている。一歩間違ったら溺れるのではと私はここを使うのは反対だったが、
豪炎寺くんがどうしてもと言ったのだ。
一応何かあったら(鬼道くんにフィフスだとバレる覚悟で)直ぐに対処できるよう保健医の私もここにいる。
自販機の隣まで来て近くのベンチに座り、携帯で大河くんに電話を掛ける。
3コールくらいでもしもし、と言う声が聞こえてきた。
『おー、大河くん！私だよー』
「《A！どうしたの？》」
『いや、今からだなーって思ってさ。私も近くまで来てるからちゃんと観てるよ。新監督はどうかな？』
アフロディくんの監督っぷりを観られることを楽しみにしていた今日でもあるのだ。
さぞかし今日も中高生のファンが増える事だろう。
「《うん、すごく良い人だった。
みんないい感じなんだ、最近。
今回の試合で勝って、俺たちは自分達の進むべき道を見つけられる…と思うんだ。》」
『うんうん、それ聞けただけでも満足だよ。じゃあ試合、頑張ってきてね。観てるから。』
そう言って通話を切ろうと持った矢先、大河くんから慌てたように制止がかかった。
どうしたのかと聞くと、大河くんが困ったような声を発した。
「《いや…監督が電話代わってくれ、って》」
お？
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香藤 - 涼花さん» お久しぶりです！笑いつもありがとうございます…！超絶不定期更新ですが、何卒よろしくお願いします…頑張ります！ (2022年7月14日 16時) (
レス) id: 2e6a3cdde9 (このIDを非表示/違反報告)
涼花(プロフ) - お久し振りです…！(？)楽しみにしてました…!!!夏休み中に更新されるの嬉しいです…！無理なさらず、更新ファイトです！ (2022年7月14日 8時) (レス) @page40 id: a6661d2da5 (このIDを非表示/違反報告)
るいくんの遊び場! - たまにチラチラ読んでたんですけど、やっぱおもしろいです!!!!更新頑張ってくださいね!!! (2021年8月30日 16時) (レス) id: 0c0aba27ae (このIDを非表示/違反報告)
こまめ - すみません。間違って2回投稿してしまいました。 (2021年8月30日 7時) (レス) id: 8adf351572 (このIDを非表示/違反報告)
こまめ - 更新お疲れ様です。とても面白く、見つけくてから三日で読んでしまいました!これからも､更新頑張って下さい! (2021年8月30日 7時) (レス) id: 8adf351572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：香藤 | 作成日時：2019年2月23日 20時
