おもんない冗談 ページ16
＊丸山
錦戸「……俺さあ…横山くんの言う冗談、あんま好きやなかってんけどさ…」
錦戸「…今日の冗談は………死ぬほどおもんないな！！」
亮ちゃんはそう言って、裕ちんの胸倉を掴んで、更に怒鳴りつけた。
俺の頭はなにもかもがこんがらがっていて、理解できてへん。
裕ちんの言うたことも、亮ちゃんが怒っとる今のこの状況も。
とてもやないけど、スッと頭に入る内容ではなかった。
…耳をつんざくような亮ちゃんの怒鳴り声。
そんな亮ちゃんの目からは、ぼろぼろと涙が流れ続けとった。
止めるにも止められず、だからと言って何かをするわけでもなく。
ただ黙って見とった、その時やった。
大倉「…もうええよ、亮ちゃん。…俺、死ぬんやろ？それが分かったから、もう、ええ」
今まで一言も喋らんかった大倉が、突然喋り始めた。
怒るでもなく、泣くでもなく、淡々としたその口調に、なぜか恐怖を覚えた。
大倉「横山くんもありがとうな。言うん辛かったやろ？でも、ごめん、なんか気分悪いから帰ってくれる？」
横山「おお、くら」
大倉「帰ってって言うてるやんか！！」
感情を剥き出しにした大倉。
そんな大倉に、反発できるわけもなく。
俺らはそそくさと病室を出た。
…急に自分は死ぬって言われて、冷静で居れるわけないやんな…。
なんで、そういうことにさえ気付いてやれへんねやろ。
ドアの前で、ひとり悔やんだ。
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∞錦倉torn∞ - ことみさん» おけ!!! (2015年5月13日 18時) (携帯から) (
レス) id: 347fa855ad (このIDを非表示/違反報告)
ことみ(プロフ) - ∞錦倉torn∞さん» 了解ですっ！またがっつり話せるとこでいっぱい話そうね！ (2015年5月13日 14時) (レス) id: 92bb49dbf3 (このIDを非表示/違反報告)
∞錦倉torn∞ - ことみさん» 果歩、それいけないんだよね…もうすぐスマホに変えると思うから、変えたらいけるように設定する！ (2015年5月13日 5時) (携帯から) (レス) id: 347fa855ad (このIDを非表示/違反報告)
ことみ(プロフ) - ∞錦倉torn∞さん» うん！まだメールはできんけど、掲示板なら行ったりしてるから良かったらそこでまったりお話するのもいいかも。興味あったら声かけてー！ (2015年5月12日 23時) (レス) id: 92bb49dbf3 (このIDを非表示/違反報告)
∞錦倉torn∞ - ことみさん» そーなんだ!!笑 買ったら教えて、メールかLINEしよ♪ (2015年5月12日 23時) (携帯から) (レス) id: 347fa855ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことみ | 作成日時：2015年5月7日 17時
