真実 ページ28
隼side
隼 「亜嵐くん、用って？？」
Aを背負いながら帰り道を歩く。
亜嵐 「あ〜、気になることあってさ、」
そういう亜嵐くんの顔は切なそうだった。
亜嵐 「ホントは俺だけで解決しようと思ってたんだけど、
やっぱり猫ちゃんは隼じゃないとダメみたいだから(笑)」
弱々しく笑った。
2人って、付き合ってるんじゃないの…？
隼 「え？」
亜嵐 「そんな姿みたら、ね？(笑)」
優しい目で俺の背中で寝ているAを見た。
愛されてるんだな、そう思った。
亜嵐 「俺たち、付き合ってないから安心して。
お前のことばっかなんだもん、Aちゃん」
隼 「え、」
意外すぎて、本気で照れる。
でも、嬉しくて、突き放されていた時間も何故か有意義に感じた。
亜嵐 「まあ、それで、本題なんだけど…」
亜嵐 「Aちゃん、いじめられてるかもしんない」
思わずAを離してしまいそうになるほど、衝撃を受けた。
Aはこんな性格だから確かに友達は少ない。
でも、今までいじめられるなんてことはなかった。
隼 「それ、ほんと？」
亜嵐 「確信はないんだけど、Aちゃん痣増えてる気がして。
あと、ずぶ濡れだったのも不自然でしょ？」
隼 「確かに…」
Aのジャージの袖を軽く捲れば、いくつもの痣が現れた。
なんだよ、
見たことの無い、彼女の痛々しい姿。
隼 「なに、これ…」
亜嵐 「俺たちで守ってあげるしかないんじゃない？」
隼 「うん、」
隼 「亜嵐くん、教えてくれてありがと。」
亜嵐 「…いーえ」
ちょっと嫌そうに返事をした亜嵐くん。
Aのこと、ほんとに好きなんだろうなあ、
ちょっとだけ、嫉妬心が芽生えた。
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(*´･ω･`*)(プロフ) - 蒼 空さん» ありがとうございます！ (2019年7月25日 17時) (
レス) id: e2a9a03c0c (このIDを非表示/違反報告)
蒼 空(プロフ) - (*´･ω･`*)さん» Twitter(@skystory_sora)で番外編書かせて頂いているので良ければご覧下さい!!! (2019年7月24日 17時) (レス) id: 6a40b9b0fe (このIDを非表示/違反報告)
(*´･ω･`*)(プロフ) - Kasさん» ありがとうございます！ (2019年6月30日 11時) (レス) id: e2a9a03c0c (このIDを非表示/違反報告)
Kas(プロフ) - (*´･ω･`*)さん» 貴重なご意見ありがとうございます！機会があれば作らせてもらいますね!!! (2019年6月29日 13時) (レス) id: eb898fdd04 (このIDを非表示/違反報告)
(*´･ω･`*)(プロフ) - Kasさん» 出来れば番外編なども作ってもらえると嬉しいです！（ただの願望です） (2019年6月15日 21時) (レス) id: e2a9a03c0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 空
| 作成日時：2019年4月6日 22時
