彼女と猫 ページ16
隼side
佐々木 「由梨香には上手く言っとくから行こ??」
佐々木 「今、うち誰もいないの」
その言葉は俺を間違った方へと導く。
.
佐々木 「ねえ、私じゃだめ、?」
2人だけの空間で、俺にすり寄ってくる彼女は猫のあいつのようで重ねてしまった。
隼 「ん、いいよ」
何が間違えさせたのか。
佐々木 「…んっ、」
甘いリップ音が部屋に響いた。
.
「おい、隼ずりーぞ!!」
「いいよなあ!あんな美人彼女とか!」
隼 「へへ(笑)」
俺達が付き合って三日目、学校ではこの話でもちきり。
「よ〜し、SHR始めるぞ〜」
ガラガラ_
「お、大川!」
Aが朝から教室に来た。
珍しい…
俺には関係ないけど。
「え、大川さん、血出てるよ!?」
『…でてない。せんせ続けて』
ぱっと横を見てみれば、足から大量の血が出ていて、大怪我だった。
隼 「どうしたん!!なんでこんななったんや!」
気づいた時にはもう声は出ていた。
隼 「保健室いくよ!!!」
『はやと…いいから。』
隼 「よくない!!」
嫌われてもいい。
このままにしてたらダメだ。本能的にそう思った。
「…大川それどうしたんだ?」
『こけた。それだけ』
隼 「ちゃうやろ、保健室行くよ」
久々に握ったAの手は冷たかった。
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(*´・ω・`*)(プロフ) - 蒼 空さん» ありがとうございます! (2019年7月25日 17時) (レス) id: e2a9a03c0c (このIDを非表示/違反報告)
蒼 空(プロフ) - (*´・ω・`*)さん» Twitter(@skystory_sora)で番外編書かせて頂いているので良ければご覧下さい!!! (2019年7月24日 17時) (レス) id: 6a40b9b0fe (このIDを非表示/違反報告)
(*´・ω・`*)(プロフ) - Kasさん» ありがとうございます! (2019年6月30日 11時) (レス) id: e2a9a03c0c (このIDを非表示/違反報告)
Kas(プロフ) - (*´・ω・`*)さん» 貴重なご意見ありがとうございます!機会があれば作らせてもらいますね!!! (2019年6月29日 13時) (レス) id: eb898fdd04 (このIDを非表示/違反報告)
(*´・ω・`*)(プロフ) - Kasさん» 出来れば番外編なども作ってもらえると嬉しいです!(ただの願望です) (2019年6月15日 21時) (レス) id: e2a9a03c0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼 空 | 作成日時:2019年4月6日 22時