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時代の最先端にいるようなトップアイドルがこんな大衆向けの焼肉屋に居ることすら想像付かなかったし、自分の事を覚えていてくれたことだけでも奇跡だし、全てのことが嬉しくて嬉しくてとにかく混乱してた。
「そうです」
「えっ…ほんと？」
「本当です…俺、キムジウンです」
ポカンとしていた顔が明らかに嬉しそうな笑顔を浮かべたのを俺は見逃さなかった。
「覚えててくれたんですね」
「当たり前じゃん。俺ずっと待ってたんだよ？」
ふわっと鼻をくすぐる彼の香水。そうだ。この香り、今でも鮮明に覚えてる。
気付いたら首に両腕を回されて抱き付かれていたから驚いた。ただでさえ焼肉屋ということで身体中が熱ってるのに更に熱って全身から汗が滲み出てくる感覚がした。
「ねぇ！チアキヒョン、その人は誰ですか？」
「え、俺の王子様だけど？」
「はぁ？！何だって？！訳わかんないんですけど…」
「前に話さなかったっけ。日本に帰った時出会ったシノクボアイドル…」
「あぁ〜！へぇ。その子が�爐�気に入りの黒猫くん�瓩覆鵑世諭�
お気に入りの黒猫くん？
二人の会話が全く理解できなくて混乱していると、テヒョンさんが面白そうに俺を観察し始めた。
「キミ、チアキヒョンの大のお気に入りなんだよ」
テヒョンさんが言うには、これほどまでにチアキくんが誰かに興味を持つことは今まで一度もなかったらしく、正直驚いているとか。
そんなことを言われてしまったらニヤけないわけにはいかなかった。口角を上げないように頑張ったけど無理だ。嬉しすぎて我慢ができなかった。
「この前ヒョンが仕事で日本に行った時に、新大久保へ行ったらしくて、そこでジウンくんは居なくなったって聞いてめちゃくちゃ落ち込んで……んぐっ！」
テヒョンさんの言葉はチアキくんに口を押さえられてしまったせいでそれ以上は続かなかった。
「テヒョナ。余計な事吹き込むな」
「えー。だって事実じゃないですか？」
「新大久保には行ってないって何回も言っただろ」
「一緒に日本へ行ったマネヒョンから聞いたんだよ？」
「…はぁー、あの人は…本当に…」
→
23.09.26
続く (更新停止中)
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hjr.(プロフ) - 藤さん» 藤様。初めまして、ヒジリです。有難いお言葉を頂き光栄です。まずは更新停滞させないよう頑張ります。笑 ありがとうございます:)♥ (5月23日 7時) (
レス) id: 340019a8ab (このIDを非表示/違反報告)
藤(プロフ) - はじめまして、いつも更新を楽しみにしています！以前から別作品をずっと読んでいるのですがまさかhir.様のボイプラ作品が読める日が来るとは思いませんでした🥲！これからの更新楽しみにしています💕 (5月22日 23時) (レス) id: 239e12852c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hjr. | 作成日時：2023年5月17日 22時
