家政夫のネコライさん ページ8
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カリカリカリカリ…
A「ん〜朝早くから何の音…?」
長男の雅紀が玄関を開けると
S「ニャ♪(*´∀`)」
可愛らしい子猫が一匹。
A「…」
S「…(*´∀`)」
N「おかーさーん!変な猫が来て雅紀に呪いかけてるー!!」
M「はぁ?俺いま超絶忙しんだけど…てか誰」
S「ニャニャ…」←家政夫の猫来翔です♪
M「…」
S「…(*´∀`)」
M「…またおじいちゃんが変なの拾ってきたな」
S「シャーッ(*`Д´*)」←変なのッて!
A「いーじゃん飼おうよ〜」←呪いとけた
N「えーお前のペットとか、眉毛の太いJとか、喋らない爺さんとかもうお腹いっぱいなんだけど」
A「お前じゃなくて雅紀兄さんなッ!」
M「そこ?てか俺もJじゃなくてお母さんでもなくてお父さんな。…爺さんまだ寝てんのか?カズ起こして来て」
N「智〜生きてる〜?」
A「おじいちゃん!猫来てる〜!」
M「…ったく。家政夫って漫画であったな。
猫村さんだっけ?見た目は猫だけど家事はたしか完璧なんだよな〜
俺も超絶忙しいし家事頼めるならありがたく…あの〜さっそく朝飯なんですけど」
S「ニャッ(`・ω・´)」←食いますッ!
M「…かつお節でいいですか。」
…
そのかわゆさとどさくさに紛れて、今日も家政夫業務にいそしむ猫来翔(オス1歳)
M「翔さん布団干し終わっ…やっぱ寝てるし」
S「ヽ(*´ ^ `*)ノ」←ひなたぼっこ中
M「翔さん風呂掃除…」
S「ミッミッ!」←水嫌い
M「翔さん、晩飯なんだけど…」
S「ニャッ(`・ω・´)」←食いますッ!
…
N「結局、居候が増えただけじゃん」
M「やっぱ漫画のようにはいかないか」
A「ちょっ!翔ちゃんッ!俺のハムスター狙わないでッ!」
O「ご飯だけはきっちり定時に食うよね」
NMA「「「爺さん毒舌ッ」」」
M「お前が拾ってきた猫なんだから、ちゃんと面倒みろよ」←結局飼育業務が増えた人
O「え?俺、知らないけど。」
NA「「え?じゃあネコライさんって…」」
S「ニャ?(`・ω・´)」←ご飯まだですか?
家政夫のネコライさん、オス1歳。
全く家事はできませんが
なんだかんだで家族に可愛がられて
充実の毎日です。
M「翔さーん、掃除の時間だよ〜」
S「ミー♪」
O「…ルンバ乗ってるだけじゃん」
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作者名:ゆみ
作成日時:2017年1月7日 4時