アフラックマンション ページ17
.
港区の一角に
イケメンだらけの住人が集うマンションがある。
その名も、
アフラックマンション…
A「澤部！ちゃんとイイ肉買って来た？」
ポケットに手を突っ込んでやって来たのは3号室の相葉さん。
澤「なんで僕が肉で相葉さんがネギなんすか」
本日は友人と先日テレビで見たネギすき焼きを
やるようで…
A「だってオレんち提供するし」
澤「酔っぱらうと眠いからでしょ」
A「図星〜ん？なんだ？保険のDM？」
ポストから出した封筒をネギのビニール袋に
雑に突っ込んだ瞬間。
S「ニャーッ！(*｀Д´*)」←捨てちゃダメ！
N「それ大事なコト書いてあるからちゃんと読んでください！」
管理人室からするりんっと
飛び出して来たのは
猫来翔(MJ不動産所属・オス１歳)。
A「何だ4号室の二宮さん。あれ？二宮さんってお医者さんでしたよね？」
澤「ちょっ！友達です！」
S「シャー(｀Д´)」←澤部威嚇中
N「違います。ワタシはお金の好きな医者です。ちゃんと読んでお金を無駄にしないように」
澤「ちょッ！助けて！痛い痛いっ」
S「シャー(｀Д´)」←ブスは入っちゃダメッ！
澤「え？そこ？てかイケメンマンションかよ」
A「あ〜そうだった。うちイケメンしか入れないマンションだったわ。」
澤「それって主観の問題じゃ…」
猫パンチに応戦する澤部の後ろから
カツカツと靴音が。
M「しょお〜♡管理人お疲れさまぁ」
S「ミー♡(*´∀｀)」←痛み入りますぅ
澤「すげーイケメンッ！」
ペントハウスに住むオーナーのMJの帰宅に
猫来のテンションMAX。
甘える猫来を抱きかかえ、MJが目線を移す。
M「…じゃがいも？」
S「…ミ？( ´艸｀)」
澤「せめて人間に…」
A「まあまあそういう訳で。」
澤「でも肉どーすんすか？」
AN「「 あ。」」←お相伴する気の二宮さん
ガチャ。
カオスの現場に新しい音。
O「相葉ちゃーん！手伝ってぇ〜」
１号室から顔だけ出したのは船長大野さん。
O「今日ブリが大漁で。さばくの手伝って」
A「OK♪あ、ネギあるからお鍋にする？」
N「いいっすね〜あ、じゃがいも君は早くイトーヨーカドーに帰りなさい？」
A「澤部また電話するぅ〜チュッ！」
相葉が投げキッスをして1号室へ消えて行く。
澤「…あーゆう事するから嫌いになれないのよ」
…
アフラックマンション。
別名、イケメンマンション。
入居には面食い管理人の厳しい審査があります。
S「ニャッ(｀･ω･´)」
.
終わり
ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←2018 アラシ of the year
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 429人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆみ
作成日時：2017年1月7日 4時
