102 大罪人と騎士の教え ページ34
雷鳴が轟く中、私はそこに辿り着いた。
アーサーとヘンドリクセン、
メリオダスとギルサンダーが戦うその場所に。
ギルサンダーの攻撃を受けた団長は上にいた。
「ギル坊。
本気で俺と殺り合って後悔はないんだな…?」
建物の壁に足をめり込ませ、
真剣な表情でギルサンダーを見る。
その目に、私はまだ映っていないようだ。
「『その眼は悪を見抜き
その口は真を語り
その心は正義に満ち
その剣は悪を砕く』
あの日聞いた“騎士の教え”を
俺は忘れていない。
〈七つの大罪〉はその教えに背き、
国を裏切った…!」
ギルサンダーの目にも私は映っていない。
「……そして今一度言おう。
“今の私は〈七つの大罪〉の誰よりも強い”」
その言葉の意味を
おぼろ気ながら私も理解した。
「……わかった。決着をつけるか」
それを合図に、再度剣を交え始める2人。
その勝負は均衡を保って…
…いや、団長が優勢か。
ギルサンダーを蹴り飛ばし
追撃しようとした団長の背後から、
黒い炎を纏った剣が振り下ろされた。
間一髪、それをかわす団長。
僅かに間に合わず、
宙を舞う数本の金髪。
「ほう!今のをかわすか!」
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キャット・ガンマン - リオさん» どういたしまして!メリオダスは気になるんでしょうね、夢主の想い人。確信はまだしません、…というかできないですね、遠回りしてるから(笑) (2015年12月10日 8時) (レス) id: c7a626d2de (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - ありがとうございます!!いいですね〜。メリオダス気づけやぁ!!!とも思いましたw (2015年12月9日 21時) (レス) id: 9dca1ab2b7 (このIDを非表示/違反報告)
キャット・ガンマン - *Sumomo*さん» よかったです、安心しました(笑)本編の方も頑張ります! (2015年12月5日 21時) (レス) id: c7a626d2de (このIDを非表示/違反報告)
*Sumomo*(プロフ) - あわわ!!!ありがとうございます!!!想像通りでした!!!嬉しいです!!これからも更新頑張ってください!!応援しています!!! (2015年12月5日 20時) (レス) id: d097e2668d (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - こんには!リクっす!夢主がエリザベスちゃんに嫉妬してうんぬん……お願いします!! (2015年12月5日 7時) (レス) id: 9dca1ab2b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キャット・ガンマン | 作成日時:2015年10月7日 21時