番外編4-2 この気持ちに名前をつけたくない ページ32
死んだらどこに行くのだろう。
…なんて他人事のように思う。
細かな石がパラパラと降ってくる。
重い微かな音は、
一際大きな岩が落ちてくる音。
その様をただじっと見やる。
「A！！！！」
団長が呼んでる。
そう思った時には、
団長に抱えられて
滝から離れた場所にいた。
「…なんで避けようとしなかった！
おまえ、死ぬとこだったんだぞ！」
団長に抱えられたまま怒鳴られた。
それでも私はぼんやりと
彼の緑色の瞳を見上げた。
「…なんで……、助けたの…？」
私なんかより、
エリザベスといればいいのに…。
「助けるのに理由が必要かよ。
でもあえて言うなら…、
おまえは俺たちにとっては大切な仲間で、
…………………俺にとっては大切な人だから」
「…は？」
今、なんか妙な言葉を聞いた気が……。
「…にしても、本当に何かあったか？
エリザベスにしっ…
「メリオダスのバカ！！！！」
おどけたように言う団長の台詞に被せて、
私は大声を上げた。
エリザベスに抱くこの気持ちに、
今は名前をつけない。
いつか、
想いを伝えた時に
私は彼に言ってやる。
『私はこんなにもあんたを愛してたんだ』
って。
妙な言葉ひとつで吹っ切れた
単純な私の
単純な仕返し。
そう言える日を願いながら
「──くしゅっ！」
「…風邪だな」
翌日は
メリオダスに付きっきりで看病してもらった。
───────────────
リオ様からのリク
「エリザベスに嫉妬する夢主」でした。
…うーん、グダグダ。
嫉妬であそこまで自暴自棄になるとは…。
リオ様、
こんな感じでいかがでしょうか？
思い付きで書いたので、
微妙な感じになっちゃいましたけど。
たぶん夢主は嫉妬しても
表に出さずに溜めまくって自滅しちゃう。
そんな子です、絶対。
エリザベスと取っ組み合いさせたかった
…ってのもあるんですが、
もしそれ想像してたらごめんなさい(＞人＜)
私には書けなかった……。
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キャット・ガンマン - リオさん» どういたしまして！メリオダスは気になるんでしょうね、夢主の想い人。確信はまだしません、…というかできないですね、遠回りしてるから(笑) (2015年12月10日 8時) (
レス) id: c7a626d2de (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - ありがとうございます！！いいですね〜。メリオダス気づけやぁ！！！とも思いましたw (2015年12月9日 21時) (レス) id: 9dca1ab2b7 (このIDを非表示/違反報告)
キャット・ガンマン - *Sumomo*さん» よかったです、安心しました(笑)本編の方も頑張ります！ (2015年12月5日 21時) (レス) id: c7a626d2de (このIDを非表示/違反報告)
*Sumomo*(プロフ) - あわわ！！！ありがとうございます！！！想像通りでした！！！嬉しいです！！これからも更新頑張ってください！！応援しています！！！ (2015年12月5日 20時) (レス) id: d097e2668d (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - こんには！リクっす！夢主がエリザベスちゃんに嫉妬してうんぬん……お願いします！！ (2015年12月5日 7時) (レス) id: 9dca1ab2b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キャット・ガンマン | 作成日時：2015年10月7日 21時
