099 城の地下牢と塔の頂上 ページ27
「さて、王都に入り込めたはいいけど──
こっからどうするか」
[街中では無闇に戦闘できないな]
ようは見つからないように
隠れて移動しなきゃならない。
「めんどくせぇな〜♪
それはそれでよ」
「こうも聖騎士がいると、
Aとエリザベスの気配を探るのも
容易じゃねぇ」
行き当たりばったりでやるしかねぇ…か。
「城に行ってみよーぜ〜。
物語でも姫さんは、
城の地下牢に幽閉されるって
決まってんじゃんかよ♪
Aは姫ってガラじゃねーけどな♪」
[それには同感だが、
塔の頂上じゃないのか?]
「城か…」
Aの扱いが何か酷いのはスルーして←
(バレたら殺されるな………)
物語云々はともかく、
そこなら“常闇の棺”もあるかもしれない。
…てわけで城へ向かうことになったが、
急に上がる戦闘の砂埃。
「なんだ!?」
[音と振動から距離は0.5マイル。
南門と城の間だ]
冷静にゴウセルがそう分析する。
「そういや、
さっきとんでもない魔力の奴いたな〜♪」
南門、で思い出したようにバンが言う。
[今わずかに感じるのは、ヘンドリクセン…]
「…そこだ、行くぞ!!」
走り出した俺の背中に、
バンの不満そうな声がかかる。
「はぁ〜、城に行くんじゃねーのかよ!?」
「2人を助けるには
奴を倒すのが1番早い!!」
それは、直感だった。
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キャット・ガンマン - リオさん» どういたしまして!メリオダスは気になるんでしょうね、夢主の想い人。確信はまだしません、…というかできないですね、遠回りしてるから(笑) (2015年12月10日 8時) (レス) id: c7a626d2de (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - ありがとうございます!!いいですね〜。メリオダス気づけやぁ!!!とも思いましたw (2015年12月9日 21時) (レス) id: 9dca1ab2b7 (このIDを非表示/違反報告)
キャット・ガンマン - *Sumomo*さん» よかったです、安心しました(笑)本編の方も頑張ります! (2015年12月5日 21時) (レス) id: c7a626d2de (このIDを非表示/違反報告)
*Sumomo*(プロフ) - あわわ!!!ありがとうございます!!!想像通りでした!!!嬉しいです!!これからも更新頑張ってください!!応援しています!!! (2015年12月5日 20時) (レス) id: d097e2668d (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - こんには!リクっす!夢主がエリザベスちゃんに嫉妬してうんぬん……お願いします!! (2015年12月5日 7時) (レス) id: 9dca1ab2b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キャット・ガンマン | 作成日時:2015年10月7日 21時