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豊「うん、だから…どうやって獲んねん」
…質問の答えにはなっていませんが、殿的には筋が通って…いやこれ、何もわかってないやつですね、
織「天下を、獲る…!」
「「だ、か、らぁ〜!!」」
豊「あかんわ、こいつ〜!」
み「信長くん…、」
『信長くんのことですから、気づいたら天下を得ていた、なんてこともありそうですし…いま、天下を獲ると決意されたことが何より重要なのでは、?
…どうやって、より、天下を取ったその後のことを…』
まぁ、この状況ではどうやって家康くんに勝つのか、のほうが大切なのかもしれませんが。
『まぁ、とりあえず。
家康くんの策はまだわかりませんし、誰かを倒すらというのなら対策のしようもない。まさに万事休す、というべきですが…
みなさんは、どうしますか?』
井「は?」
酒「…決まってんだろ!?」
榊「家康をぶっ潰す!」
『どうやって?』
「そ、れは…」
『わからない、でしょう?
指針は決まっていて目標は定まっても、そこに至る道筋が見えない…
きっと、今の信長くんはそういう状態なんです』
本「…わるかったよ」
『…それ、私に言うことじゃないですよ。
ですが…誤りを認め素直に謝れるのは美徳です。』
誰かを倒す、という家康くんの旗印のせいで誰が敵か、味方かわからない中、みんなが不安と焦りを感じてピリピリしている。
時間がたつにつれ自然と空気も重くなっていったが…、それでもただ怯えるだけではないのが、流石特進クラス、というところでしょうか。
一人で行動するのは危ないから、とみやびちゃんと2人で校舎内を歩いていると、ジャージの男子生徒が怯えながら走っていた。
『うーん、なんか…』
み「大丈夫、でしょうか…」
みやびちゃんと顔を見合わせて扉をあけると…何段にも積まれた椅子や机、その上には家康くんの旗印が見えた。
そして…
み「きゃああぁ!
Aちゃん、ひ、人が………!」
『人………?なっ、これは!?』
赤い紐を巻かれている男子生徒が、倒れていた。
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オタくん(プロフ) - 凄くおもろいです!更新楽しみにしてます! (8月7日 20時) (レス) @page49 id: 487a14ebf8 (このIDを非表示/違反報告)
みずのえ(プロフ) - ありがとうございます〜頑張りますね、! (2022年10月27日 23時) (レス) id: 07361828e7 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - すごく面白いです!更新楽しみにしています!! (2022年10月26日 0時) (レス) @page29 id: 06fabb07b9 (このIDを非表示/違反報告)
みずのえ(プロフ) - …かもです…本編の性格と大幅に変えてしまっているかもで本当に申し訳ないです… (2022年10月24日 7時) (レス) id: 07361828e7 (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - ヤンデレ来たかこれ? (2022年10月20日 19時) (レス) id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みずのえ | 作成日時:2022年10月13日 22時