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次の日、旗印戦が始まっているはずの教室では昨日とは打って変わって明智くんの勝利を予想する声が上がっていた。
「明智勝つかもしんねぇぞ」
「勝つかもしんねぇな！」
『あら、まぁ…』
「明智くんが勝つ！？
昨日と様子が様変わりしているのですが…」
『うーん、旗印戦って勝利の判定基準が曖昧すぎるからなぁ…』
「今回の旗印戦は24時間以内に明智を倒す…やろ？
武田みたいにまともに戦ったら秒でやられる。
やったら、対決せんかったらいい！」
「あっ、つまり大昔練馬に現れた秀吉君みたいに猿のように逃げ回ればいいってことでしょうか？」
「そうや！練馬に現れた俺に住民は大パニック！
警察や消防団、総勢50名が駆けつけ、5時間に及ぶ格闘の末、無事保護され、引き取り先の動物園ですっかり人気者に……ってか誰かとめんかーーい！」
『ン゛っ…ふ
…あら、まぁ。』
振りにボケ切って自分で収集つけましたねぇ…
大事故にならず済んでよかったですが、まぁ…あののりに絡んではいけない、かなぁ
皆は一瞬豊臣くんの方を見て、また直ぐに会話に戻ってしまったので、豊臣くんは拗ねて席へと戻ってしまった。
「でも、明智くんは家康くんからどうやって逃げるおつもりですか？」
…そうですねぇ…ただ籠城するのではなく逃げ回るというのであれば、勝機はあるかもしれません。
ですが、徳川くんの狙いがわからない以上は…
「皆で匿うのさ」
『おはようございます、上杉くん、伊達くん。』
そう言って手を振ると、上杉くんはまだ腕に残る鬱血に一瞬眉顰めてから手を振り返してくれた。
「おはよう」
伊達くんもひらりと手を振ってくれる。
うーん、顔がいい！！
…確かに、特進の皆で明智くんを堅めるのなら…そして場所が特定されないよう隠れるのなら勝機はある…けれど、…
「みんなで？皆さんは何故急に味方に？」
「明智の奴、昨日ずっと交渉してたよ」
「交渉とな！？」
わぁ…ミッチーの得意分野じゃぁないですかぁ…
私が遠い目を手していると、上杉くんは椅子に、伊達くんは机に腰掛けて一連の流れを説明してくれた。
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オタくん(プロフ) - 凄くおもろいです！更新楽しみにしてます！ (8月7日 20時) (
レス) @page49 id: 487a14ebf8 (このIDを非表示/違反報告)
みずのえ(プロフ) - ありがとうございます〜頑張りますね、！ (2022年10月27日 23時) (レス) id: 07361828e7 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - すごく面白いです！更新楽しみにしています！！ (2022年10月26日 0時) (レス) @page29 id: 06fabb07b9 (このIDを非表示/違反報告)
みずのえ(プロフ) - …かもです…本編の性格と大幅に変えてしまっているかもで本当に申し訳ないです… (2022年10月24日 7時) (レス) id: 07361828e7 (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - ヤンデレ来たかこれ？ (2022年10月20日 19時) (レス) id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みずのえ | 作成日時：2022年10月13日 22時
