【テニプリ】 今日、猫を飼い始めました。 【忍足侑士】

１４　「そんなことより、部活行くぞ」 ページ15

侑士side




・



A「すー…」


侑士「…よく寝とるなぁ(苦笑」



弁当を食べた後、そのままこの屋上で昼休みを過ごした。

だが、少し目を離した隙にAはスヤスヤと、夢の中に入っていた。

まぁ、今日一日でたくさんの人と関わったのだ。
疲れていたのだろう。




鳳「どうしますか…？もう予鈴なりましたよ」


そう。本当なら午後の授業に出るため、教室に戻らないといけないのだが…。


跡部「はぁ…しかたねぇ。……忍足、お前はここに残れ。
あとの奴らは戻るぞ」



どういう展開やねん。



忍足「え、ちょ、俺！？」

跡部「アーン？嫌なのか。なら俺様が残ってやるぜ」

忍足「だめや。ここは絶対に譲れへん」


只今、Aは俺の肩に寄り掛かって寝ている。

これは誰にも譲りたくない。


跡部「はっ、じゃ決まりだな。担任には俺から言っておく。…それから


…Aに手ぇ出すんじゃねぇぞ」



忍足「わ、わかっとるわ」


そんな勇気、俺にはまだない。

跡部「ならいい。…行くぞ樺地」

樺地「ウス」


跡部や他の奴らは、屋上から出て行った。



・



侑士「ふぅ…まったく、なんやねん。
俺がAに…手なんか出すはず…ないやろ」



な、無いよね？無いよな！！


落ち着け俺！Aと二人きりなんて、珍しいことではない！



・




はぁ…




最近、俺はおかしい。


Aのことばかり考えてしまう。

今だってほら、こんなに心臓がうるさい。




まさかな。

そんなハズはない。







・・・スキかもなんて。



.............
侑士乙女ｗｗｗ

まぁ、彼も中３ですしね。そーゆー時期なのでしょう。

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