１０ 「黙れメガネ」 ページ11
―翌朝―(侑士side)
時刻は７：００。
普段ならもう家を出ている時間なのだが、Aと一緒に登校するため朝練を休んだ。
Aを起こし、着替えて朝食を食べる。
今日のAはポニーテールだ。うん、似合っている。
侑士「…今思ったんやけど、自分尻尾と耳はどないするん？」
『ネコミミ少女が転校してきた』なんてことになったら、
学園中の思春期男子は萌禿げるだろう。
しかし最近の世の中は、男より女の方が強いとされている。
いじめの対象になったりしたら大変だ。
A「あ、侑士には言ってなかったね。私、尻尾と耳を隠せるんだ」
なんというファンタジーな能力だ。というか初耳だ。
Aは朝食を食べていた手を止め、立ち上がってパチンッと指をならした。(跡部がよくやるアレだ。)
その瞬間、ポンッという音と共に煙が出たかと思うと耳と尻尾は消えていた。
魔法少女っすか？
A「ほらねっ！これで大丈夫だろう？」
腰に手を当て、得意げに微笑む。俺は、
侑士「…せやね(＾ｖ＾)」
と、笑うしかなかった。
―――――――
――――
学校に着くと、やっぱり注目を浴びた。
時間的に、朝練を終えた生徒が教室に行くところだ。
Aを見て、ヒソヒソと話している。
まぁ、悪意は感じられないので、単なる好奇心からだろう。
当の本人は鞄で顔を隠すなど、人見知りというのが一発バレな行動をとっている。
すると案の定、Aが人にぶつかった。
A「うわわっ…」
Aがよろめく。それをソイツが支えた。
鳳だ。
鳳「だ、大丈夫ですか…？」
A「あ、あ、ありがとうございます!！そしてすみません！」
侑士「すまんなぁ鳳。…それより自分、朝練行ってないんか？」
今日は結構暑い。だか鳳は、朝練に出ている者なら掻くであろう汗は無く、今日も爽やかだ。
鳳「はい、登校途中に怪我をしている鳥を見つけたので、動物病院へ預けに行ってました。」
侑士「お、おう…。さすがやな；」
鳳「いえいえ。それから道に迷っているおばあさんを案内し、
トラックに轢かれそうになっていた子供を助けてたので……朝練には行けませんでした」
侑士「……」
A「かっこいー…(ｷﾗｷﾗ」
鳳「世界平和を願う者としてこれくらい当然です！」
どこのヒーローやねん。
...........
中途半端ですが、次行きます。
１１ 「こｒｒｒｒっら!全国のメガネかけてる人に謝れ!そしてこれは伊達や!」→←９ 「えええええええ？！？！？！！？」by侑士
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時計屋(プロフ) - あにゃん♪さん» ありがとうございます！頑張ります(//∀//) (2013年6月22日 22時) (
レス) id: f8d654e772 (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - 時計屋さん» wwそうなんですか (2013年4月5日 16時) (レス) id: abdbd63815 (このIDを非表示/違反報告)
時計屋 - 柳さん» はいｗパソコンを使うのが趣味なんですけどねｗｗ (2013年4月5日 15時) (レス) id: f8d654e772 (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - 時計屋さん» いえいえっ、そうなんですかw (2013年4月5日 12時) (レス) id: abdbd63815 (このIDを非表示/違反報告)
時計屋 - 凛華さん» ありがとうございます！！まだまだ未熟ですが、頑張ります♪ (2013年4月3日 21時) (レス) id: f8d654e772 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時計屋 | 作成日時：2012年12月23日 17時
