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私は事の経歴をすべて話した。
「ふん……なんだ初めからだね。」
「あれ、どう思った？」
マキマちゃんはそう訊きながら私の隣でやってきてしゃがみこんだ。
まあ、いわゆるマキマちゃんが私を見上げていて。私はマキマちゃんを見下ろしている状態だった。
「あれって……」
「デンジ君との会話。」
うん。多分あのシーンのこと言っているんだろうな。コテンと首をかしげて上目遣いをしてくるマキマちゃん。
狙ってやってるぞこの人。まあ狙ってたとしても可愛いことには変わりないんですけど！！
「嫉妬した？」
「はえ…？」
そんなことを聞かれるとは思っていなくて、すごく間抜けな声が出てしまった。マキマちゃんは嬉しそうに微笑むとまた口を開いた。
「デンジ君と私がそーゆーことして嫉妬したかなあって。だってAちゃん私みたいな人がタイプなんでしょ？それってつまり私のことが好きってことだよね？」
図星をつかれ、あの日のことも思い出して徐々に顔が赤くなるのが自分でもわかってしまう。
「いや、あ。えと」
「ふふ、Aちゃん顔真っ赤だよ？」
楽しそうに笑う彼女がいる反面、私はあの時嫉妬してた。だってあいつマキマちゃんの胸もんでんだぞ！？
「…嫉妬、し、ました。」
「そっか。嬉しいなあ。」
「マキマちゃん、あんま人のことからかったらだめですよ。勘違いしちゃう人いるじゃないですか。」
「勘違いしていいよ。」
「へ」
マキマちゃんの突然の爆弾発言に驚いているとすっと頬にマキマちゃんの手が伸びてきた。
「私はAちゃんのこと好きだから。さっきのもわざと。Aちゃんに嫉妬してほしくてやったんだ。」
この人は私にとって毒だ。思わせぶりすぎるでしょ。私を堕としてマキマちゃんに何の得があるのだというのだ。
どうせ本当は好きじゃないくせに。
「そうだ。この間のご褒美まだだったね。」
そういって私の頬に置かれていた手の指が唇をそっとなぞる。
「なんでもあげるよ。なんでも。」
あげる。という単語に少し違和感を持ったがマキマちゃんは私の返答を待っているので、すぐに答えようと口を開いた。
「…抱きしめたい。だめかな？」
「何でもいいっていったからね。いいよ」
マキマちゃんは私から手を離すと立ち上がって両手を広げた。手が離れて少し寂しいのは内緒。
「おいで。」
私はばっと抱き着いた。身長差のせいで抱き着くとマキマちゃんの首元が見える。めっちゃえっちい。
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？ - 救済…！天使くんやパワーちゃん、ガルくんが死なないと…！？ありがとーございます…！ (2023年2月2日 19時) (
レス) id: 16f178a420 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - ゆなさん» わわわ！そんなとんでもない笑待たせてしまうかもしれないですけど気ままに更新していきますー (2023年1月18日 22時) (レス) id: 9e20368090 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - めちゃ面白い。続きまってます！！ (2023年1月11日 21時) (レス) @page41 id: 6539e90d25 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - ユメさん» ご め ん な さ い。外したと思ってたらついてました。今度こそ外したので！！ (2022年12月2日 18時) (レス) id: 9e20368090 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ - お り ふ らついてますよ (2022年12月2日 6時) (レス) id: 5e9fc6e37a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうひ | 作成日時：2022年11月22日 23時
