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東京本部に着いて執務室までの通路を歩いていると窓の反射を使って身だしなみを整えているアキの姿が見えた。
そうだった、アキはマキマちゃんがラブだったんだっけ。
足音で気づいたのか、アキはこちらを見て口を開いた。
「遅いぞ。」
「はじめましての時も第一声それだったよね。アキが早いんじゃないかな？」
「オマエが遅いんだ。」
「…理不尽。」
明らかに遅くないだろ。なんだ呼んだ瞬間に来いとかか？鬼じゃん。
アキの後ろを着いて扉の前に立った。
コンコンとアキが2回扉をノックするとなかからどうぞとマキマちゃんの声が聞こえた。アキはその言葉を聞いて扉を開けた。
「失礼します。」
「しつれいしまあす」
中に入るとコートを羽織って窓の外を眺めているマキマちゃんの姿があった。
報告はすごく細かく長かった。でも丁寧で分かりやすいので何とも言えない。
「＿＿＿＿＿＿＿＿そこで超悪い悪魔が住んでるっぽい家を発見し、コウモリの悪魔と遭遇したそうです。デンジはチェンソーとなってコウモリの悪魔を駆除後今度はヒルの悪魔の襲撃を受けましたがこちらはAを主に我々4課が駆除しました。またコウモリとヒルの悪魔共に銃の悪魔の肉片は確認されませんでした。」
結構キツイよね。この嘘。多分マキマちゃんは気づいてる。でもアキが見逃しているからマキマちゃんも見逃しているって感じかな。
「報告は以上です。」
「ご苦労様。でも、デンジ君とパワーちゃん知らず知らずのうちにそんなに遠くまで行っちゃったんだね。」
「デンジ達はありえないくらいのバカだからねえ。」
ここは一つ私もノってみることにした。
「巡回エリア外からの逸脱は違反行為だけど。」
「今回は死者も出ませんでしたし、結果として悪魔二体の駆除もできましたから、不問にしてよろしいかと。」
「分かりました。」
では、失礼しますと言ってアキが部屋を立ち去ろうとするとマキマちゃんが口を開いた。
「早川君も少し頭が柔らかくなった？デンジ君と一緒に住んでいる影響かな。」
「まさか、何も変わってないですよ。俺は。」
急な倒置法びっくりしちゃった。私もアキの後ろを着いて部屋を出ようとすると今度は私が声をかけられた。
なんなんだ、この人は。人を引き留めることが趣味だったりするのか。
「明日は、事務の小泉ちゃんに着いて行ってね。」
「事務…」
そういうとマキマちゃんはパチっとウインクしてきた。あざといっ！！可愛すぎ！！
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？ - 救済…！天使くんやパワーちゃん、ガルくんが死なないと…！？ありがとーございます…！ (2023年2月2日 19時) (
レス) id: 16f178a420 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - ゆなさん» わわわ！そんなとんでもない笑待たせてしまうかもしれないですけど気ままに更新していきますー (2023年1月18日 22時) (レス) id: 9e20368090 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - めちゃ面白い。続きまってます！！ (2023年1月11日 21時) (レス) @page41 id: 6539e90d25 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - ユメさん» ご め ん な さ い。外したと思ってたらついてました。今度こそ外したので！！ (2022年12月2日 18時) (レス) id: 9e20368090 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ - お り ふ らついてますよ (2022年12月2日 6時) (レス) id: 5e9fc6e37a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうひ | 作成日時：2022年11月22日 23時
