84、バイバイ ページ5
『イルミさんといいヒソカさんといい、何なんだあの色気はぁぁあ！』
「うるっせーよ！散々待たせやがって！ジュースぬるくなってんじゃねーか！」
あの後、自動販売機の前で頭を抱えて悶えていたせいで買ったジュースがぬるくなってしまったようでキルアに怒られた
あれが20代の色気か！私も20歳になったらあんな色気出せるようになるのか？無理だ！
そう言ってまた頭を抱える
結局ゴンとヒソカさんの試合も集中して見ることができず、気づいたらゴンの惜敗という結果で試合は終わっていた
___________________________________
『ゴン、お疲れ様！よかった、無事に五体満足で帰ってこれて！』
「うん。それにプレートも返したし！」
ゴンはハンター試験の4次試験でヒソカさんにプレートをもらうという借りを作ったらしい
そしてその借りを返す条件が“ヒソカさんの顔面を殴ること”だったのだ。うん、意味わかんないね。
なんで殴ったことが借りを返すことになるんだ。返されたく無いわ、そんな借り。
「さぁ、もうここには用はねーし。今度はお前ん家に行こうぜ！」
そう言ってキルアは笑った
へー、ゴンの家かー。確か島だったよね
『いってらっしゃーい。楽しんできてねー！』
「は？何言ってんの？お前も行くんだよ」
『うそん』
どうせ暇なんだろと説得された結果、一緒にゴンの故郷クジラ島に行くことになった
自分の故郷に帰っていないのに、先に仲間の故郷に帰るというね。まぁ、短期留学とでも思えばいいか
『ていうか別にAさん暇なわけじゃないんだけど』
「どうせ見たい漫画が溜まってるとか言うんだろ？」
『何、キルアってエスパーだったの？』
お前は放っておくと家から出なくてブクブク太りそうだから、連れ出してやる俺たちに感謝しろよ！
とキルアに笑顔で言われたのでとりあえず殴っといた
悲しいことに事実だけれども！
天空闘技場を出て、私達はふと後ろを振り返った。後ろにそびえ立つのは高い高い天空闘技場
私達もあの上の方にいたんだ
「よし、行こう！」
「おう！」
『うん！』
そして私達は歩き出した
バイバイ！天空闘技場！
できればもう来たくないよ！
“バイバイ”
(思えば長かったなぁ……天空闘技場)
(ゴリラ扱いされたり、ゴリラの異名つけられたり……あれ、ゴリラの思い出しかないんだが)
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ナオミ(プロフ) - 7年経って愛を叫びます (2022年8月20日 22時) (
レス) @page32 id: 835501e0e8 (このIDを非表示/違反報告)
あのね - 私も乗って2年経った今愛を叫ばせて下さいありがとうございます作者様大好きです。 (2022年2月20日 0時) (レス) id: 453c535205 (このIDを非表示/違反報告)
春(プロフ) - すごい五年経った今愛を叫ばせてください大好きです (2020年2月8日 17時) (レス) id: 9f43f80fe7 (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - Mizさん» ありがとうございます！！光栄でございます(*ﾟ▽ﾟ*) (2016年10月23日 17時) (レス) id: e1e6319445 (このIDを非表示/違反報告)
Miz(プロフ) - ほんと面白い！笑 (2016年10月17日 19時) (レス) id: 05c76846ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜美
| 作成日時：2015年5月2日 10時
