《H×H》勉強とか就職とか色々面倒くさいのでハンターを目指そうと思います1（ギャグ&逆ハー）

20、飛行船での出来事 ページ21

「次の目的地へは明日の朝8時到着予定です。こちらから連絡するまで各自、自由に時間をお使い下さい」


審査委員会代表補佐であるビーンズさんが言った。あの人、顔色がすごく緑なんだけど本当に人間かな。豆の妖精とかじゃないのかな。



「ゴン！飛行船の中探検しようぜ！」


「うん！あ、Aも行く！？」


ゴンが笑顔で聞いてきた。
なんか、私も子供に戻った気分だ

でも



『ごめん。ヌメーレ湿原を走ったせいで筋肉痛がヤバいからパス』

全身の筋肉が悲鳴をあげてる



「はぁ！？お前1時間くらいしか走ってないのに筋肉痛になったのかよ！どんだけ筋肉ないんだよ」


『お前、女子高生なめんなよ！この時期は部活も引退してるから運動するときなんて体育の授業くらいしかないんだぞ！』


「俺、学校行ってないからわかんねーし」




私の必死な言い分をキルアは冷たくあしらって、2人は探検に行ってしまった



てか、筋肉ムキムキの女子高生って嫌でしょ。そうだ、筋肉を増強させる手袋でも作ろっと

部屋の隅に腰をおろす
うん、ここらへんを私のスペースにしよう


ポシェットから道具製作に必要な部品を取り出す。さ、発明品製作開始だ






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


あれから3時間ほどが経った



『＿＿よし！完成！』



パワー手袋が完成した
即席だからちゃんと働くか心配だけど




「いいオーラ出してる人がいるな、と思ったけどやっぱりAだった♠」


『……！！』



横を見ると、いつのまにかヒソカさんが隣に座っていた



『え、オーラだなんてもしかしてヒソカさん厨二病ですか？僕の罪深い漆黒のオーラを喰らえとか言うんじゃ………っていたたたたたたた！！』


「❤」



笑顔で手首を思いっきり掴まれて、曲げちゃいけない方向に力を入れられた

いや、でもヒソカさんが本気でやったら私の腕なんて簡単に折れちゃうんだろうから手加減はしてくれてたんだと思う。
すごく痛かったけど、手加減はしてくれたんだろうから許してあげようと思う









“飛行船での出来事”



(んー、君も美味しそう❤これからもっともっと美味しくなっていくんだろうね♣)


(カニバリズムですか？厨二病悪化させすぎですよ。もういい歳なんだから治してくださ……ごめんなさいごめんなさい冗談ですから！その構えたトランプしまってください！)

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