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恋愛げぇむ【牛島若利】(甘) ページ25

『はぁ、やっぱりこのツンデレ彼氏最高』


スマホにうつる恋愛ゲームアプリの彼氏を見て呟く

授業と授業の間の10分休み
そんな短い時間の間にもスマホをいじるなんて、先生に注意されそうだけど授業はきちんと聞くから許してね。

これは私が学校生活を過ごす為に、欠かせないものだ。このゲームをやるっていう楽しみがあるから、面倒臭い授業も乗り切っていけるのだ



さぁ、そろそろ次の授業の準備をしなきゃ。
席を立とうと横を向くと、至近距離に人の顔があって息が止まった


『…っ!?……わ、若利くん!?』


私のすぐ隣にいた人物とは白鳥沢高校のバレー部の絶対的エースであり、クラスメイトでもある牛島若利君だった。

びっくりした。というより、いつからそこにいたんだろう

何か用?と伝えると、彼は少し考えてからこう私に尋ねてきた



「…そのツンデレっていうのはどうやるんだ?」

『…えっ!?』


予想外の質問過ぎて思わず若利君の顔を凝視する。
最初はからかってるのかと思った。だけど彼の顔は真剣そのものでからかってるとは思えない。

だから私も真剣にツンデレについて語った。
ツンデレとはいつもはつれない態度をとるのにたまに甘えてくる、と言ったように二面性を持つ性格のことである__




彼は私の話を聞いてなるほど、と納得していた。

だけど、それからというもの私に対しての若利君の態度が明らかにおかしい




「今日、髪型いつもと違うな。…勘違いするな。別に可愛いと言っているわけではない」

「他のクラスのやつから聞いたんだが、あの先生はここの部分をテストによく出すらしいぞ。親切だね、って…?…言っとくが俺は誰にでも親切ってわけじゃないからな」



他の子には普通なのに私に対してだけこんな調子だ。私何かしたかな!?

そんなことを考えながら廊下を歩いていると、名前は知らないけど同学年の男バレの生徒二人組とすれ違った




「いやー、若利くんってバレーが恋人って思ってたけど、びっくりだよな。ずっと片思いしてた子がいたってさ」

「そうそう。しかも、その子が好きなタイプかツンデレだから性格を変えるとか言い出してさ」

「「本当、あいつ真面目っていうか天然だよな」」



『……!!』



彼らの言葉の意味を理解した時、私の顔は真っ赤になっていた。

ツンデレ男子じゃなくて、天然男子にはまりそうです









恋愛げぇむ


(天然系男子)

(貴方を想う気持ちは誰にも負けません)

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赤羽 - くっっっっくっくにみちゃんかわいい (4分前) (レス) @page28 id: fb7eac3486 (このIDを非表示/違反報告)
紅月。 - 恋愛げぇむやばいですね!心臓持たない! (2021年8月13日 23時) (レス) id: 9bccb615c4 (このIDを非表示/違反報告)
ふじもん(プロフ) - 主人公大好きかよ!愚問だったね!大好きだったね!もちろん私も若利君大好きd(ブベラ殴 (2018年8月15日 22時) (レス) id: 9aa2f2467a (このIDを非表示/違反報告)
ふじもん(プロフ) - そんな!若利君!健気すぎるよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!! (2018年8月15日 22時) (レス) id: 9aa2f2467a (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - みんみんさん» コメント気づかなくてごめんなさい!アイディアが浮かび次第、他のキャラで書くつもりです! (2018年3月30日 21時) (レス) id: e1e6319445 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:亜美 | 作成日時:2014年9月9日 20時

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