【おそ松さん】猫が人間になったんですけど【一松】

第46松 ページ50

Aの許可も得ないまま、強引に口付けた。
前に少しだけ触れた時とは全く違う感覚。
ふにゃ、と柔らかい唇。


あぁ、出会ったのは俺のほうが先なのに。


この唇を一番最初に堪能したのは俺じゃない。


「ん、んー…」


どうしたらいいかわかっていないんだろう。
普通に考えて、そうだ。
でもごめん、俺もう止められなくて。


しまっておいた感情が爆発したみたいだ。
トド松に先を越されて、腹立って。


息を吸おうとAが口を薄く開いた瞬間。
その口内に、下をねじ込んだ。
ﾋﾟｸ、と震える耳と尻尾。


俺今、Aとキスしてる。


「ふぅ、ぁ…」
「…っ、」


途切れるように漏れる、甘い声。
赤い顔から覗かせる、とろんとした瞳。


すべてが愛しい。


「…、いちま、つ」


そんな顔して名前呼ばないでよ。


そんなの、煽ってるようにしか感じない。


「…すきだよ」


そんな顔して、言わないでよ。


「すきだよ、いちまつ」


さっき止まった涙が、また溢れてくるだろ。






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あけましておめでとうござい松。
いやぁ、寒いっすねぇ

もうね、うん


ﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝｯ



一松好き。





なんでもないっす！
更新遅れて申し訳ない！




生息地＠akimatu_it

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