一緒になった！？ ２ ページ43
「へェ、んなことできんのか。」
『でも別にいいでしょ。』
「いや、聞きてェな。」
エースはノエルの頭を撫でている。
『え、マジで言ってる？』
「不自由だしな。」
Aはノエルに耳打ちした。
『本当にいいの？』
＿おう！＿
ノエルも嬉しそうだった。
ノエルはエースと再会した当初からエースと仲がいい。
『じゃ、これ飲んで。』
Aは懐から小瓶を取り出した。
中には透き通った赤い色の液体が入っている。
エースは目を細めて見た。
「なんだ・・・これ。」
『琥珀の血よ。』
「コハ・・・ん？」
『琥珀の血と言っても本当に血っていうわけじゃない。』
ノエルの母親に渡された。
『琥珀の血はアンバーズリーヴズっていう樹の樹液よ。』
「なんだ、びっくりした！」
Aはエースに小瓶を渡した。
エースはコルクを開けた。
『あ、全部飲んだら駄目だからね！』
「どんくらいだ？」
『１、２滴で十分よ。』
飲みすぎると死にかけるから。
エースは言われたとおり、１、２滴飲んだ。
途端に心臓が熱くなるのが分かった。
痛いんじゃない。
熱いだけだ。
「なんか・・・変な気分だな。」
『琥珀の血は一応毒だからね。』
「は？」
『微量なら害はないわよ、馬鹿ね。』
Aは飲みすぎて死にかけた。
あのときは本当に生きて目を覚ませないかと思った。
「ん？治まった。」
＿聞こえるか？＿
「おぉぉ！！」
エースは確かにノエルの言葉を理解した。
『聞こえるようね。』
＿俺嬉しい！＿
『それはよろしゅうございましたー。』
＿へへへっ。＿
「すげェなこの薬！」
『それより進んだほうがいいと思うけど・・・。』
大分気温が高くなっている。
『ノエル！熱くない？』
＿おう！平気だ！！＿
「じゃ、進むか。」
エースはよほど嬉しかったのか、顔に笑顔が張り付いている。
『・・・キモい。』
「何か言ったか？」
『死ねって言った。』
何で私はこんな奴に・・・。
耐え難いなぁもう。
＿なぁ、エースはAが好きなのか？＿
『ブハァッ！！！何言ってんの！！』
「あぁ！好きだ！！」
＿どこがだ？＿
何か・・・。
ノエルがあの麦わら帽子に似てるのは気のせいだろうか。
好奇心旺盛で興味だけで行動する。
本能のままに動くっていう・・・。
「全部だ！」
＿じゃーさ、＿
Aは次のノエルの質問に固まった。
＿Aは何でエースが好きなんだ？＿
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霊気エーテル(プロフ) - 自分で書いてちょっと満足ｗｗｗ (2015年12月16日 22時) (
レス) id: 7371fe931b (このIDを非表示/違反報告)
霊気エーテル(プロフ) - どもどもです！！うれしいですねぇｗｗがんばりますよｗｗ (2015年12月14日 22時) (レス) id: 7371fe931b (このIDを非表示/違反報告)
もっちー。＆(''ω'')＆ - テストお疲れ様です!!更新頑張ってください!!楽しみにしています! (2015年12月14日 21時) (レス) id: dfbc9bced6 (このIDを非表示/違反報告)
霊気エーテル(プロフ) - お久ぶりです！テスト終わったので更新姉と交代でしていきます！！ (2015年12月14日 21時) (レス) id: 7371fe931b (このIDを非表示/違反報告)
もっちー。＆(''ω'')＆ - お久しぶりです!!とても面白いです!!霊気エーテルさんの作品大好きです (2015年12月12日 18時) (レス) id: dfbc9bced6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霊気エーテル | 作成日時：2015年10月22日 1時
